書庫「キリスト教」を更新するのは久々になります(^^)


日本語の「」という言葉には広い意味があります。


一般的には、ある規範や倫理に反する行為をさすわけですが、
法律用語としての罪(例えば殺人罪や窃盗罪など)を思い浮かべる方が多いのかもしれません。


一方で「宗教」に於ける「罪」とはどのようなものでしょうか(・_・?)

今回はキリスト教に於ける「原罪と贖罪(しょくざい)」について学んでおきたいと思います(^^ゞ


原罪と贖罪(しょくざい)について


キリスト教でよく使われる「原罪」と「贖罪(しょくざい)」というものをご存知でしょうか?

原罪の方は聞いたことがあるという方がわりと多いかも?(^^;)

この2つはキリスト教徒にとって信仰上絶対に欠かせない重要なキーワードです。


Q&A【原罪】とは(・_・?)

キリスト教で、人類の祖が犯した最初の罪のこと。
蛇にそそのかされたイブとともにアダムが神にそむいて
禁断の木の実を食べたことが旧約聖書創世記に記されている。
アダムの子孫である人間は「生まれながら」に罪を負うとされる。

三省堂提供「大辞林 第二版」より


簡単に言ってしまえば、原罪とは、アダムとエヴァが神の命令に背いて
原善悪を知る木の実」を食べて、「人類最初の罪」を犯したことを意味しています。

そこから、ユダヤ教やキリスト教では、アダムとエヴァの子孫である人間は
生まれながら」にして罪を背負うと考え、その罪を原罪、あるいは宿罪と呼んでいます。


神道が「性善説的な宗教」であるのに対して、キリスト教が「性悪説の立場の宗教
であるなんてことが言われるのは、この辺に理由があるんでしょうな…(-_-)ウーム


ところで、ここにマリアが処女のまま
聖霊によって身ごもったとされていることの大きな意味があります。

つまり、イエスの真の父は「神」であり、イエスは、アダムとエヴァに始まる
罪を負っていない「特別な存在(神の子)」だったということのようです。


一方、贖罪(しょくざい)とは、犠牲や代償を捧げることによって罪を贖う(あがなう)という意味で、
キリスト教においては、これも重要なポイントとなっています。


Q&A【贖罪(しょくざい)】とは(・_・?)

キリスト教で、人々の罪をあがない、人類を救うために、
イエス-キリストが十字架にかかったとする教義。三省堂提供「大辞林 第二版」より


人間は神との約束を破ったため、原罪を背負って生まれ、それを自分であがなうことはできなかった。

しかし、神の子であるイエス・キリストが人間として生まれ、
彼が十字架を背負って死んだことで、すべての人間の原罪は赦されたのである。

キリスト教がキリスト教と呼ばれる由縁はここにあります。

つまり、イエス・キリストの教えを説く宗教という単純な理由ではなく、
すべての人間の「原罪」をたった一人であがなってくれたイエス・キリストを
信仰するのがキリスト教なのである。


人間は生まれながらに「罪を背負っている存在」なんでしょうか?(-_-)ウーム

すっかり神道思想に毒されているからか、神主には「違和感」があるんですが…


中には「処女懐妊」なんてとても信じられないよ~! な~んて思う方も多いかもしれませんね。

一神教の神とは「人格的な意味の唯一絶対神」なのですから、要は「何でもあり」ということです(^^;)


最後に余談ですが、神道にも「罪をあがなう行為」があるのをご存知でしょうか?

これを知っているなら、あなたは大和神話を読んだことのある人でしょう。


そうです、素戔嗚尊(スサノオノミコト)が、「祓つ物」を差し出す場面です!


Q&A【祓つ物】とは(・_・?)

罪や穢れをあがなうために祓の料として出す品物。
「罪を素戔嗚尊に科(おお)せて、其の―を責(はた)る/日本書紀(神代上訓注)」
三省堂提供「大辞林 第二版」より


一般に「お祓い」という儀式は「罪をあがなう行為」でもあるわけです(-_-)ウーム

神仏にお供えする賽銭には「罰金」としての意味もあるらしいですね。


たくさんの罰金を納めるほど「無罪」に近づけるんでしょうか?(^^;)

神様どうか「汝に罪なし」と仰って下さい<(_ _*)>←義援金を盗もうとした神主