2回目の記事となります。出典は前回同様「みそぎ考-日本史に見る罪と罰」です。

こちらが「1回目の記事」です↓(^^)
http://blogs.yahoo.co.jp/fgnpd582/44047544.html

征夷大将軍は法律(律令)の外にある役目(令外の官)なので、
「日本国憲法」の外にある自衛隊のような存在です。

Q&A【自衛隊】とは(・_・?)

1954年(昭和29)、自衛隊法に基づいて設置された日本の軍事・国防組織。

令外の官は「合法」なのか…(・_・?)

天皇が臨時にそのようなポストをつくって任命したのだから、
完全に非合法な存在ともいえませんよね?(^^;)

そんなおかしな存在である征夷大将軍が700年近くも日本の国家を統治し続けることになります。

いちおう飾り物としての天皇がいるので、通常の軍事政権と違っているように見える。

著者はそういう政治形態が鎌倉以後ずっと続いたことが、
日本人の「法感覚」を大きく変えてしまったのではないか(・_・?)と述べています。

☆☆☆「養老律令」はいつ廃止になったか?☆☆☆

軍事政権の特色…現行の法を「停止」することにあるようです。

革命政権なんかの場合であれば、既存の法を「廃止」してしまいます。

◎よく間違われることについて

現行の「日本国憲法」は決して新たにつくられたものではありません。
これは「明治憲法」の延長なのです。

なぜなら、敗戦によって「明治憲法」が廃止されたのではありません。
「明治憲法」はずっと生きていて、その「明治憲法」が規定している「改憲の手続き」
にしたがって「日本国憲法」が制定されました。

こんなこと、ちょっと考えれば分かることなのに、ほとんどの日本人が知りません。

非常に大事な問題なのに、無関心です。

そこに日本人の「法感覚のだらしなさ」があると著者は指摘してますね…(^^;)

鎌倉幕府・室町幕府・江戸幕府は軍事政権ですから(革命政権ではありませんから)、
これらの政権は「既存の法を廃棄」していません。

もちろん、征夷大将軍には、「廃棄する権限」もありません。

では、「養老律令」はいつまで存続していたのか???

形式的には「明治維新の前まで」残っていたそうです(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-

ところが、ほとんどの日本人はそんなこと知りません。
というか、そんな問題に関心すら寄せないのです。

どうしてこんな事になったのか???

『軍事政権が既存の法を停止した期間が長すぎたから』

なにせ700年以上もですから…

軍事政権は既存の法を停止して「指令」によって統治行為を続けます。

学生時代、日本史の教科書に出てきた「式目」や「法度」なんかのことです。

例えば…

貞永式目(御成敗式目)
建武式目
武家諸法度
禁中並公家諸法度
寺院法度
諸士法度

などがあります。

これらは、将軍あるいは幕府が必要と判断すれば、勝手に出すことができるものです。

今晩の日本史のお勉強はここまでにしますね。皆さんお休みなさい(-_-)zzz