【古典研究による神道の道徳3】
関連記事【古典研究による神道の道徳1】
http://blogs.yahoo.co.jp/fgnpd582/37077995.html
関連記事【古典研究による神道の道徳2】
http://blogs.yahoo.co.jp/fgnpd582/37092543.html
罪の起源…最初の罪は須佐之男命(スサノオノミコト)
神道的な信仰の基にできた日本の古典に「古事記」があります。
その神話部分に、須佐之男命(スサノオノミコト)という神さまが登場します。
この名前を、一度は聞いたことがあるという方も多いかもしれませんね。
Q&A【古事記】とは?
歴史書。三巻。712年成立。
序文によれば、天武天皇が稗田阿礼(ひえだのあれ)に誦習(しようしゆう)させていた
帝紀・旧辞を、天武天皇の死後、元明天皇の命を受けて太安万侶(おおのやすまろ)が撰録したもの。
上巻は神代の物語、中巻は神武天皇から応神天皇までの記事、
下巻は仁徳天皇から推古天皇までの記事が収められている。
現存する我が国最古の歴史書であり、天皇統治の由来と王権による国家発展の歴史を説く。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
Q&A【神話】とは?
①古くから人々の間に語り継がれている、神を中心とした物語。
②宇宙・人間・文化の起源などを超自然的存在の関与の結果として基礎づけ、説明した話。
神聖な真実として信じられ、「日常生活の規範として機能」することもある。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
そして、これを研究する学問に「神話学」というのがあります。
Q&A【神話学】とは?
神話の本質・意味・社会的機能・構造、および起源・発展・分布・伝播・変容などを研究する学問。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
現代の日本人には、「神話なんて単なるフィクションだろうし学ぶものは無い 」な~んて、
簡単に言う方も多いのですが、神職の私にしてみれば、それが事実かどうかよりも、
神話の「本質・意味・社会的機能」このあたりに注目して読んで欲しいところなんです。
さて、古事記神話によれば、この神さまは、
天照大御神(アマテラスオオミカミ)が作っていた田んぼの畔を壊したり、
溝を埋めたり、「頻蒔き」といって、一度種を蒔いたところにもう一度種を蒔くということをした。
種を二度も蒔くと両方とも駄目になってしまうのです。
それから「屎戸(くそへ)」といって、収穫の祭りを行なっている所に糞を撒き散らして
祭りの神聖を汚したりしました。
現実の人間社会でもそうですが、その罪に対して、やはりその罪の償いをするのは当然のことです。
神道ではこれを「祓(はらえ)」といっているのです。
その祓のためには必ず祓つ物(はらえつもの)を差し出さねばなりません。
Q&A【祓つ物】とは?
罪やけがれをあがなうために祓の料として出す品物。
「罪を須佐之男命に科(おお)せて、其の-を責(はた)る/日本書紀(神代上訓注)」
三省堂提供「大辞林 第二版」より
須佐之男命は、天上界から追放され、
手足の爪、髪の毛や髭を抜かれるという罰があたえられました。
また、祓つ物として全財産を没収されたのです。
神話では、須佐之男命が、古代のほとんどの人々が従事していた
農耕という職業を妨害する悪事(罪)をはたらいた悪神として描かれています。
この罪を神道では、天津罪(アマツツミ)と言います。
天津罪(アマツツミ)については、以下の記事の後半部分でふれております。
【神道は無道徳か?】↓
http://blogs.yahoo.co.jp/fgnpd582/36885704.html
続きは【古典研究による神道の道徳4】↓
http://blogs.yahoo.co.jp/fgnpd582/37596839.html
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http://blogs.yahoo.co.jp/fgnpd582/37077995.html
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罪の起源…最初の罪は須佐之男命(スサノオノミコト)
神道的な信仰の基にできた日本の古典に「古事記」があります。
その神話部分に、須佐之男命(スサノオノミコト)という神さまが登場します。
この名前を、一度は聞いたことがあるという方も多いかもしれませんね。
Q&A【古事記】とは?
歴史書。三巻。712年成立。
序文によれば、天武天皇が稗田阿礼(ひえだのあれ)に誦習(しようしゆう)させていた
帝紀・旧辞を、天武天皇の死後、元明天皇の命を受けて太安万侶(おおのやすまろ)が撰録したもの。
上巻は神代の物語、中巻は神武天皇から応神天皇までの記事、
下巻は仁徳天皇から推古天皇までの記事が収められている。
現存する我が国最古の歴史書であり、天皇統治の由来と王権による国家発展の歴史を説く。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
Q&A【神話】とは?
①古くから人々の間に語り継がれている、神を中心とした物語。
②宇宙・人間・文化の起源などを超自然的存在の関与の結果として基礎づけ、説明した話。
神聖な真実として信じられ、「日常生活の規範として機能」することもある。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
そして、これを研究する学問に「神話学」というのがあります。
Q&A【神話学】とは?
神話の本質・意味・社会的機能・構造、および起源・発展・分布・伝播・変容などを研究する学問。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
現代の日本人には、「神話なんて単なるフィクションだろうし学ぶものは無い 」な~んて、
簡単に言う方も多いのですが、神職の私にしてみれば、それが事実かどうかよりも、
神話の「本質・意味・社会的機能」このあたりに注目して読んで欲しいところなんです。
さて、古事記神話によれば、この神さまは、
天照大御神(アマテラスオオミカミ)が作っていた田んぼの畔を壊したり、
溝を埋めたり、「頻蒔き」といって、一度種を蒔いたところにもう一度種を蒔くということをした。
種を二度も蒔くと両方とも駄目になってしまうのです。
それから「屎戸(くそへ)」といって、収穫の祭りを行なっている所に糞を撒き散らして
祭りの神聖を汚したりしました。
現実の人間社会でもそうですが、その罪に対して、やはりその罪の償いをするのは当然のことです。
神道ではこれを「祓(はらえ)」といっているのです。
その祓のためには必ず祓つ物(はらえつもの)を差し出さねばなりません。
Q&A【祓つ物】とは?
罪やけがれをあがなうために祓の料として出す品物。
「罪を須佐之男命に科(おお)せて、其の-を責(はた)る/日本書紀(神代上訓注)」
三省堂提供「大辞林 第二版」より
須佐之男命は、天上界から追放され、
手足の爪、髪の毛や髭を抜かれるという罰があたえられました。
また、祓つ物として全財産を没収されたのです。
神話では、須佐之男命が、古代のほとんどの人々が従事していた
農耕という職業を妨害する悪事(罪)をはたらいた悪神として描かれています。
この罪を神道では、天津罪(アマツツミ)と言います。
天津罪(アマツツミ)については、以下の記事の後半部分でふれております。
【神道は無道徳か?】↓
http://blogs.yahoo.co.jp/fgnpd582/36885704.html
続きは【古典研究による神道の道徳4】↓
http://blogs.yahoo.co.jp/fgnpd582/37596839.html