神道古典について(社報二号より抜粋)

神道とは、もともと創唱者もいなければ、定まった教義も教典もない、
いわば自然発生的な民族宗教であります。

その信仰の基盤となっているものに「神道古典」があります。

古典という語は「昔の典型・儀式または法式」
あるいは、「昔の書物、昔の教典、転じて永く残るべき価値の定まった書」(広辞苑より)
と一般に理解されているものです。

現在の神道学者が大方是認している神道古典の刊行物をあげるとすれば、
昭和11年に出版された「神典」(大倉精神文化研究所刊)が妥当であると思われます。
そこには以下の十部が選ばれています。
  
「古事記」 
「日本書紀」 
「古語拾遺」
「宣命・府中臣寿詞」 
「令義解」 
「律」 
「延喜式」 
「新撰姓氏録」 
「風土記」
「万葉集」

日本の代表的な古典ですので、古事記、日本書紀、風土記、万葉集などについては、
一度は勉強したことがあるという方も多いかもしれません。