日本では入学、進学、就職、転職などなど、新生活を始める人が多いだろう。口座を開いたり貯金をしたり、なにかとお金に縁がある月でもある。フランスに住んでいても、我々日本人は4月になるとやっぱりお金のことを考える人もいるかもしれない。そこで、今回はお得な貯蓄商品についてみてみよう。


以前このコラムでも取り上げたが、フランスではLivret Aが大人気。1人1口座という制限にもかかわらず、フランス国内で5千万近くの口座が開かれている。フランスの人口と比較してみると約75%の人がこの当貯蓄口座を持っている計算となり、その人気の高さがうかがえる。最高預け入れ限度額は15,300ユーロなので、満額になっている人もいるだろう。


そういう人には次なる貯蓄口座としてLDD(Livret de Développement Durable)はいかがだろう。LDDは2007年フランス政府主導のもとに創設された貯蓄口座で、それまであったCODEVI(Compte pour le développement industriel)を引き継いでいる。Livret Aと同じく預けた元本に対する利息に税金が掛からないのが特徴。最低残高15ユーロ以上あれば、出し入れ自由だ。利率もLivret Aと同じ。年2回フランス中央銀行が決定し、2010年3月現在1.25%。


日本のゆうちょ銀行の定額貯金の利率が0.06~0.20%(預入れ期間により異なる)であることを見ても、この利率は魅力的だ。Livret Aとの違いは、成人の納税義務者しか口座を持てないということ。1納税義務者に対し1口座という制限となっているが、夫婦もしくはPACS関係にある人は夫と妻、それぞれが口座を持てるので、自分が働いておらず収入がなくても大丈夫。最高預け入れ元本は6,000ユーロ。夫婦で最高12,000ユーロまで預けられる。

●激変する金融界の動向を把握する
経済と金融の環境は、激変の時代に突入しました。経済の政策はさまざまに変化し、どのような状況にあるのか判断するのが困難です。金融再編でどうなったのか、自己資金をどう運用したらよいのかまったくわかりません。


●日本から世界へ、現在から未来へ
「経済と金融の用語」の中から、時代の変化とこれからの展望に関わる重要なキーワードを厳選して解説しています。日本の経済状況はもちろん、海外の情勢の理解や、今後の展開予想にも役立ちます。


●ニュースも楽しく読めるようになる
これまでわからなかった新聞やニュースのことばが理解できるようになります。 


●\郵便でもWebでも提出できる
本コースは、通常の郵便での添削とWebでの添削(快速てんさ君)のどちらかを選択することができます。お申し込み時にA.通常郵便での添削 B.Web添削【快速てんさ君】のどちらかをご指定願います。
※ご記入がない場合は、郵便添削とさせていただきます。
  

日本の学校では「身近な経済・お金の話」がどうもタブー視されてきたような気がします。

確かに中学生のときに習った「公民」は、どうもちんぷんかんぷんでした。分かり易いというには程遠かったような気がします。自動車の運転ではありませんが、まず教習所で何時間も練習した上で公道に出るべきではないでしょうか(公道に出ればもちろん危ない目にはいっぱい会いますけど・・・)。


自己破産の増加など、練習もせずにいきなり社会の荒波の中に放り出されると、さすがにどうしたらよいか分からなくなるのも頷けます。


日頃何気なく見たり聞いたり読んだりしていること、日々使っているもの・よく利用するお店などを、今までとは違った“FP的な視点”から考えてみたいと思います。

「学校では教えてくれない」けど「生きていく上では恐らく必要」なことばかりです。
“気づき・きっかけ”になればと思います。


社会人の方々はもちろんのこと、10代である小学校高学年から中学生・高校生・大学生にもぜひ一緒に考えていただきたいと思っています。