プロテスタントは聖書を介して、信者が神と直接に結ばれるべきだという教えをもつ。自分の責任に於いて神と向き合えという。プロテスタントの人たちが、妙に頑固なのは、その教えから自分に厳しく、道徳的にならざるえないからだと思う。

 

 これが災いして、夫婦の仲違いが起きる事がある。夫が熱心なプロテスタントで、あまりにもその信仰を守る日々の為に、夫人の身がもたず不倫というケースも。夫婦の潤滑な生活を営むための行為もストイックでなければならないというのでは、やり過ぎではないかと思うが。後に聞けば、その夫は妻の不倫の悪徳を攻めたが、直ぐに許したという。宗教的寛容というのか、僕はその話を聞いて、夫婦の脆さよりも、夫の信仰心の強さを思いました。

 

 ただ、不倫妻の素行がそれで止まったのかは知りません・・・

 

 女性の心は波のようで、吹く風によっては、いつでもざわつき始めますからね・・・男性とは違う何かが宿っているんです。