A5判/272頁/1900円+税/レクシスネクシス?ジャパン
BOOK REVIEW―人事パーソンへオススメの新刊
■労務行政研究所が2012年に行った調査によると、メンタルヘルス不調を理由に休職している社員が「いる」と答えた企業は、157社中133社(84.7%)に上る。中でも、人事担当者として、こうしたメンタル対応で苦慮した場面やケースの上位は、 休職?復職を繰り返す社員の対応、 復職の判定、 職場復帰後の仕事の与え方や本人への接し方、であるという。つまり、「復職時における適切な対応」が何よりも重要なカギを握る。
■本書は、産業医である難波医師と労働問題専門の向井弁護士が、医療と法務の両面から復職支援のコツを説き明かした画期的な一冊。また、復職1年後の再発率を45.8%から8.4%まで減少させたという実証的かつ非常に効果的な復職メソッドに基づいているため、実務担当者にぜひ試みてほしい内容である。
■復職の時期、復職プランの策定、社内スタッフの連携という三つの重要な柱を基に、どうしたら上手に復職させることがきるのか、法的リスクを軽減させられるのか、といった難しい問題への一助として、こうした専門家のアドバイスが何より有効であろう。
現場対応型 メンタルヘルス不調者 復職支援マニュアル
内容紹介
産業医の実務経験と弁護士の法的視線とが結実。迷いがちな初期対応から、会社全体の体制作りまでを網羅。法的リスクを回避し、確実に復職させる実践方法を全解説。