プロアスリートの振る舞いとしては0点です。

 

大阪なおみ選手が試合中にラケットをたたきつける行為が話題になっています。以前から大阪選手は自分の思い通りのプレーができないと、感情を表に出してラケットを投げたりたたきつけていました。プロアスリートとしてあるまじき行為です。

 

大阪選手に用具を提供するYonexの担当者は「弊社のラケットは、自社工場で1本1本作り上げているものです。ですので、今回のような行為は決して望みません。大坂選手は世界ですでに活躍しているアスリートでありますので、影響力があります。ジュニア世代やキッズたちが今回のような行為を真似することを危惧しております」との声明を出しました。

 

例えば元大リーガーのイチロー選手は、「野球の上達には、道具を大切にすることが近道」と言って、非常に道具を大切に扱っていました。またスポーツではありませんが、大相撲では廻しなどを粗末に扱ったら、親方や兄弟子に殴られます。当然のことです。道具がなければ、スポーツは成り立ちません。道具に対してリスペクトの気持ちを持たない人に、スポーツをやる資格はありません。テニスをやっている子供たちが大阪選手の真似をしたらどうするのでしょうか。指導者が注意しても、子供たちが「大阪選手もやっている」と言うことは考えられないのでしょうか。もう5年以上前の話ですが、私が相撲を教えた人が負けてかばんを殴ったことがありました。私はその人に対して鉄拳制裁を見舞い、かばんに土下座させました。

 

話が逸れてしまいましたが、特に日本人は精神や心を大切にします。そういう意味では大阪選手は日本人とは言えないでしょう。こういうことを言うとまた差別だと言われますが、これは見た目の問題ではなくて、心の問題です。大阪選手は日本語を話さないなど、日本に対するリスペクトも欠いているように思います。

 

大阪選手の品格のなさはこれだけではありません。試合に黒人の名前が入ったマスクをして現れたり、BLM運動に加担しています。また人種差別に抗議すると言って、試合を放棄したこともありました。スポーツに政治を持ち込むことは、愚の骨頂です。最大のスポーツイベントであり、スポーツの祭典であるオリンピックは、このことを許していません。

 

プロとして認められたいなら、実力だけではなく、心の鍛錬もするべきです。