昭和の日にあたり、皇位継承に関する私の考えについて述べたいと思います。

 

今日、皇位継承者の減少などにより、女性天皇の容認、女系天皇の容認、女性宮家の創設などが議論になっています。この中でも特に、女系天皇は絶対にあってはなりません。126代目となる今上天皇まで、たった一度も男系天皇が途切れたことはありません。したがって、どの天皇も父親を遡れば、必ず初代神武天皇に行きつきます。これは世界最長であり、万世一系の同一王朝です。これは未来永劫絶対に途切れさせてはいけません。

 

一方、反日左翼は愛子内親王殿下を次期天皇に異常なほど推しています。これは女系天皇に繋げ、万世一系の皇室の歴史を終わらせることが目的なのでしょう。私は女性天皇であっても認めるべきではないと思います。それが女系天皇につながり、別王朝に変わってしまう可能性が高まるからです。左翼は「女性天皇に反対する人は推古天皇のことをどう説明するのか」と得意げに言います。推古天皇は男系の女性天皇であり、生涯独身を貫きました。女系天皇とは全く違うものです。まあ、所詮そんな人たちは「女性天皇」と「女系天皇」の違いも分かっていないのでしょう。

 

それでは、安定的な皇位継承のための私の考えを述べていきます。それが「旧皇族の皇籍復帰」です。現在の皇位継承順位第1位は秋篠宮文仁親王殿下、第2位は悠仁親王殿下です。しかし、もし悠仁親王殿下に将来男の子ができなかった場合、男系の皇族が途切れてしまいます。そのようなリスクに備えるためにも、男系の血を引く旧皇族を皇籍に復帰させる必要があると考えます。

 

しかし、なかなか現実味がないと言われてしまうのが現状です。私は1か月ほど前に、中学高校時代からの腹心の友と皇位継承問題について話しました。彼は、旧皇族男性に生まれた男の子をすぐに現在の皇族の養子とするのが良いと言っていました。これなら民間人だった旧皇族が皇族になるのではなく、その男の子は最初から皇族として生きることになります。私もこれは非常に現実的な考えだと思い、一つの持論にしようと思います。

 

旧皇族の皇籍復帰も、養子入りも現行法では実現しません。万世一系の皇室を守るため、審議を尽くしてほしいと思います。

 

天皇弥栄