ここ数日「車いす乗車拒否問題」についての話題が盛り上がっています。

 

『JRで車いすユーザー乗車拒否にあいました。「階段しかない駅なので案内はできない」と。今の時代でも悲しいかな、よくあること。バリアフリーって全然進んでいない、むしろ無人駅が増え後退してる。味方が必要なので、長いですが、どうか読んでください、シェアしてください。』

 

これはコラムニスト伊是名夏子氏のツイートです。そしてこのツイートには、駅員さんとのやりとりが書かれた彼女のブログのURLも貼られていました。

 

率直な感想としては、ただのモンスタークレーマーだということです。私は障害者が差別される世の中は良くないと思っています。それは当然のことです。しかし、障害者だからと言って自分の要望が全て受け入れられるといった考えには、私は賛同できません。伊是名氏が乗っている車いすは約100キロあるものです。これに加えて本人が乗っているので、相当な重量になることが考えられます。これを駅員さんが階段で運ぶというのは、数人でとはいえ難しいと思われます。それを駅員さんに対し法律を振りかざし「運ぶ義務がある」と言って運ばせ、あろうことか運んでくれたことに感謝するのではなく、JR批判にすり替えています。

 

私はこの問題が起きるまで彼女のことを知りませんでしたが、この人はコラムニストのようです。どういうつもりでそのブログ記事を書いたのかは知りませんが、一番困るのは車いすを利用している他の障害者の方々だと思います。こういう問題が取り上げられると、車いすに乗っている人=クレーマーと思われることもあります。そのような偏見が起きず、まっとうな車いす利用者が周りに助けられる社会になってほしいと思います。

 

後で知ったことですが、この人、社民党の常任理事だそうです。納得ですね。