エンゼルスの大谷翔平選手が、先日「2番・投手」で先発し、公式戦ではメジャー4年目で初めて投打同時出場を果たしました。

 

「2番・投手」は大リーグでは118年ぶりのことだそうです。投手としては163キロを出し、打者としては2号ホームランを打ち、投打にわたり活躍しました。アクシデントがあり途中で降板することになり、勝ち星が付かなかったのは残念ですが、また次回の登板を楽しみにしたいと思います。

 

一方、この二刀流は本当に成功しているのでしょうか。日本ハム時代の2016年には、投手として10勝、打者としてホームラン22本という素晴らしい成績を残しました。たらればの話になりますが、もし投手だけに専念していたら20勝していたかもしれません。打者に専念していたら30本打っていたかもしれません。必ずしも二刀流が良いこととは思えません。大リーグに移籍してからは、4年目にして初めて投手と打者の両方で試合に出場しました。大リーグで打者としては2018年に22本のホームランを打ちましたが、投手としての最高成績は2018年の4勝です。昨シーズンの打率は1割台でした。

 

日本人で大谷選手のことを嫌いな人はいないと思います。これからも海の向こう側の大リーグで活躍してほしいと思います。もちろん大谷選手が二刀流で成功してくれればうれしいのですが、無理にこだわる必要はないと思います。野球素人の私にはどちらに専念するべきかはわかりませんが(笑)