札幌旅行で利用した飲食に
大手に勝つヒントを得たので共有します。
10人程度で満員になるレストラン。
30年近く地元民に支えられる確かな味、
それ以上に満足したのは『接客』です。
昭和を彷彿とさせる(心の)距離が近い接客、
小6の息子にも気軽に話しかけてくれるなど、
温かみのある時間を過ごせました。
これこそが小さなお店こその
武器だと思いませんか?
飲食業界は人手不足が顕著で、
生産性向上・効率化が求められます。
だから大手チェーンはシステム化し、
効率的に運営する事で利益を稼ぎます。
でも、物事には必ず両面があり、
視点次第で「強み⇒弱み」
「弱み⇒強み」と容易に変わります。
チェーン店はシステム・マニュアル化され
接客も教科書的で退屈(無難)になりがち。
一方、今回のお店は良くも悪くも個性が生まれ、
静かに食事をしたい人には嫌われます。
でも、料理にも交流も楽しみたい人には
大きなプラス要素です。
実際、私は旅行という非日常で
子どもたちも特別な体験ができて
心から満足できました。
『隣の芝生は青い』と言うように、
他のお店は必要以上に良く見えるものです。
でも、価値観は十人十色で
どんな人気店でも市場の独占はできません。
つまり、あなたのお店特有を武器にする、
又は大手の「弱み」を潰していく。
これが私たちのような
小さな会社・お店の戦い方です。
【余談】
人手不足やコロナ禍により
リアル店舗自体を『弱み』とする意見を
目にする事が増えました。
でも店舗には、お客さんと直接交流できる
『強み』があるわけです。
ECの表面的な脅威に振り回されず、
『リアル』を武器に楽しい体験を
提供していってください。