えー、本命のアンプ2台使用の感想です。
ただこれどう書けば伝わるのか・・・。
出てくる音がもはや私には未知の次元過ぎて、書くの超むずいw
そういうわけで、まず評論家先生の評価を引用しますと
山本浩司先生
ブリッジ接続によるモノーラル仕様の変更が可能。
駆動力が上がるとともにステレオイメージがいっそう豊かになるその効果は一聴の価値あり。
”ステレオイメージ”、これよ、さすが評論家先生w
まあそういうことなんだと思います。
分かる人はそれでわかりそうな気もするねw
では私なりの感想。
2-3週間じっくり聴きまして、
TDA7498E MK2比でここは全然違うぞっていうのところ3点
① 音の奥行き
② 音場の広さ
③ 重量感
①音の奥行き
これ、一番に思いました。
パッと聴いてもう異様な音してるんですよ、深いっていうんですかね
音に入ってる空間表現が実際の空間に再現されてるように思います。
今までセンターは前に出てくるんですが、横は一列、
それほど前後感は感じなかったんですが
前後感めちゃくちゃ感じるようになった。
ピンク・フロイドのTimeイントロのポンポコしてる太鼓?の音とかすげーと思いました。
深みっていうのか、リアリティっていうのかわかりませんが
奥行きを感じられて異様な音に思いましたね。
ただ、前に出てくる迫力は明らかになくなったかなあ。
特に1台のとき感じたスピード感はまったく感じないっすw
②音場の広さ
ここは確実に効果あるところかと思いますが、めむちゃくちゃ広がった。
センターなんかスピーカー位置まで割り込んでるしw
比較図にしてみますと
だいたいこんな感じ。
広さで言っても視界いっぱいか、それ以上の位置に定位しますね
エンクロージャーの後ろとか外側とか、見た目とのギャップがすごい。
スピーカーが消える的な感じなんかな。
これはかなり、気持ちいい。
あとこれは①の恩恵かもですが
飛び道具的にぐるぐる回る系の音
今までアーチ状に、上下の軌道に聞こえたやつが
奥から目の前に迫ってくるようになりました。
これが本来だと思うので、随分良くなったなと思います。
最後、③重量感。
ズゥゥンっていう重みがいろんな音でよく感じられるようになりました。
特にビートマニアとかPerfumeみたいな、シンセ音で恩恵がすごい。
イヤホンでなくスピーカーで聞いてる醍醐味が体感できていいすね。
えー、という感じでした。
前に出てくる派手さはなくなりましたが、
立体感/深み/リアリティ/重み とかそういうのが劇的に良くなった。
S/Nも良くなったかな? 背景が静かで綺麗に鳴ってる気がします。
明らかにピュア志向な方向性かなーと思います
センターが前にでてきて迫力ある感じは失われましたが
多分こっちのほうが本来なんだろうな。
ソースの良し悪しがかなり顕著にでるようになった気します。
ちなみに、1台使用と比べると、
1台はTDA7498Eを派手で元気よくした感じなので
全然方向性が違いますね、ある意味嘘くさいんですが
これはこれで良いと思うw
ジャズとかロックは1台の方があってるかもしれない。
一応参考までに、2台使用で色々きいて、
上に挙げた3点が合わさって最高に良いわ、と思ったは
マンディームーアのI Wanna Be With You。
他は先にも述べましたがオーケストラ物とか電子音がいいっすね。
以上
なんかここまでくるとルーム環境の影響も大きそうですが
とりあえず私の環境ではこんなでした。