上の子の減薬状況。
ビバンセ30mgを20mgに減らすことは上の子に拒否された。
インチュニブは1mgで安定。
今日、毎朝飲むビバンセを服用して小学校に行かなかった。朝から様子がおかしく、服薬後に食事をすれば代謝が進んで家を出るまでの15分をビシっと集中して勉強できるのに、今日は勉強できず、独語も多く、声も裏返ってピイピイ言ってた。
コイツ、ぜったい薬のんでないだろ・・・
「薬のんだ?」と聞いたら「飲んだ飲んだ~カラは捨てた~ピヤァ」
もうその答え方がヤバい
小島よしお並みにピイヤピイヤいってる・・・まともな受け答えができない
ゴミ箱にもカラは捨てられておらず。再度確認したが、本人が飲んだと主張してるんだからまあいいや、と送り出した。
するとやはり、飲んでいなかったらしい。ヘロッヘロの状態で帰ってきた。
学校では大丈夫だったの?と聞くと、辛かったが何とか努力で乗り切ったらしい。
せっかくなので、服薬を忘れていつもと何が違ったかきいてみた。
まずいつもより眠い。眠気が取れない。
→そこで「やっぱり薬のんでない!」と気づいたらしい。
→登校前、私が服薬したか訊ねたときに正しい答えができてないのは、薬を飲んでいれば、正しい答え「飲んだ」と言う。薬を飲んでいなければ、その時の気分で答えが変わる。(認知や記憶があやふやだから)
つまり、飲んでいようが飲んでいまいが「飲んだ」と言うわけだ・・・ナニソレ
字が書きにくい。
足が痛い、運動しにくい。
→やっぱり運動機能にも大きく影響するんだ!驚きただ落ち着くだけじゃないんだ、ビバンセ。コンサータもそうだけど。発達障害の子の不器用さや字の下手さは、自分の力じゃどうにもならないのね・・・ビバンセもコンサータも飲んでいない下の子は、左利きもあって字が本当にヘッタクソだ。
言葉を発すると周囲にバレるから何も言えない。
→友達はいないので問題ナシ。沈黙は金。いつもと言動が違っても誰にも気づかれないヨカッタネ。
でも服薬してなくても、社会性とか恥ずかしさは持ってるのね。単純に、社会性が自分の力として身に付いた、というわけか。
すごくお腹がすいて、給食を初めておかわりした。
昼休みは眠すぎて机で寝た。
→24時間効き目のあるインチュニブの影響?
下校後は放課後デイサービスまで一人で行き、デイでも叱られることなく通常運転、そして無事帰宅。
今日は夜更かしすることなくスースー寝た。
そして夜驚症みたいな寝言(叫び声)がすごかった大声で、誰かと話している感じで声が聞こえてきた。脳がそれだけ疲れたということかな・・・
ビバンセの影響って良くも悪くもすごいなぁ。
学校に行く日に薬を飲まずに行ってしまったのは4年生のとき以来。(当時の服薬はまだコンサータ36mg)そのときは支援級在籍だから何とかなったけど、担任の先生からは連絡が来た。「いつもと全然ちがいますけど体調悪いですか?」って。
いまは通常級だから、服薬なしでは、かなりの努力が必要だっただろう。
実際に何事もなく乗り切れていたかどうかは、担任の先生に聞かないと本人の言葉は信用できないけど・・・
となると、多少の問題はあっても薬を飲まなくても通常級で過ごせないことはないんだな!!すごい。大いなる成長。1年生のときは特別支援教室でも筆箱パカパカして上級生に叱られてウロウロ動き回ってて黙って座っていられなかった上の子がね~
障害児は障害児なりに成長するんですわ。
短時間授業とか、週末に薬を飲まない日を作ってみようか。
でもそれって、弱視の下の子に「今日はメガネなしで過ごしてごらん」と言うようなもんなのかな・・・
自分の生来の力だけでは難しいのが分かっててその状況をわざわざ作るって、何の意味があるのだろうか・・・
薬を飲ませない意味があるとしたら、「食べさせたい」ときだけにするか・・・