世界一受けたい授業―能力開発編/著者不明

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▽能力開発最強の講師陣
1.齋藤孝
2.樋口裕一
3.和田秀樹
4.隂山英男
5.多湖輝
▽講義内容
1.齋藤孝 不器用の真実
「現代の日本は、器用な人材を育成する機関になっているのです」
「日本人の器用化は、一見して効率の良い、生産性の上がる方向に向かっているように思えます。しかし、実際にはさまざまな歪みや不都合を生み出しているのも事実です」
「『不器用な人の定義』
・飲みこみが悪い
・ふたつ以上の事柄を同時に進行できない
・細かいことが苦手
・優先順位を間違える
・こだわりが強すぎる」
「技術の根底は限定することにある」(ゲーテ)
「最も得意なことを早いうちに探して、その一点に全精力注ぐ『自分を錐化する精神』と、ものごとを一面化して、ひとつのことだけにとことん打ち込む『脳を漬け込む精神』。これが不器用な人が成功を収めるカギとなります」
2.樋口裕一 頭のいい人の話し方
論理的な会話術① じっくり考える
論理的な会話術② 魔法のメモ3WHAT3W1H
「三つのWHAT(『それは何か=定義』『何が起こっているのか=現象』『何がその結果起こるか=結果』)、そしてWHY(理由・根拠)、WHEN(いつからそうなのか、それ以前はどうだったか、つまり歴史的経過)、WHERE(どこでそうなのか、他の場所ではどうなのか、つまり地理的状況)、HOW(どうやればいいのか=対策)」
★コンビニ敬語
論理的な会話術③ 反対意見を想定する
論理的な会話術④ 黄金の四部構成で魔法の口癖を身に着ける
1)問題提起
・「私は…と考える」で始める
2)意見低次
・「確かに…。しかし…。」という形で語る。
・前もって反論を封じる効果がある
・「確かに」といって、相手の意見を整理しながら、「しかし」の後で何を言うか、考えることが出来る
3)展開
・「なぜなら」で初めて、自分の意見の根拠を示す
4)結論
・「したがって」で切り出して、もう一度、自分の意見を整理する。
論理的な会話術⑤ そのほかの知的な口癖
・理由は三つある。第一に…、第二に…
・全体的には良いが、ひとつ、ふたつ、問題点がある
・Aから見れば…だが、Bから見れば…だ
・それも言えるが、もっと大事なのは…
・それは、わが社の有り方に根本的な原因がある
3.和田秀樹 疑う能力
「『It is A』を疑うといのは、『It is not A』と考えることではありません。『It is not only A』 という発想が出来れば、他にもいろいろなことが思いつくのです。疑うというのは、『これに決まっている』という思い込みに対するチャレンジでもあるのです」
「『自分自身の経験に基づく決めつけ』というのは、最も疑うべきものなのです。
自分自身の経験からくる固定観念、自分の人生経験や勉強から学んだことなど、そういうものから作られる決めつけや先入観を『スキーマ』と言います」
「疑うことは自分自身をスキルアップさせる手段にもなります。
疑うという行為は、それだけものごとを深く追求することになり、幅広い視点で見ることになるため、観察眼が自然に備わり確かな判断力が身につきます。」
4.隂山英男 親と子の百ますコミュニケーション
「『限定されたものを、単純な方法で、何度も繰り返すこと』は、脳の記憶を司る部分の能力を向上させ、また複雑な問題に取り組むよりも脳を広範囲にわたって活性化させる」
5.多湖輝 発想転換の極意
「自分たちが当然のこととして思い描いていたものごとの『先入観』や『前提』をひっくり返すことによって、新たな発見をしたり、ユニークな発想を得たりすることがあります。まさに『コロンブスの卵』です」
★頭の体操
「新しいアイデアが欲しい、未知の世界に触れたい、と思った時、あなたの経験の延長線上や、情報という先入観のなかからでは、本当に新鮮な驚きを感じられるものは見えてこないはずです。だからこそ、ときには自ら日常生活の中に、偶然の出会いを演出してみることが、とても有効なのです」