なぜ、働くのか | misashyのブログ

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なぜ働くのか-生死を見据えた『仕事の思想』
田坂広志



なぜ、働くのか―生死を見据えた『仕事の思想』 (PHP文庫)/田坂 広志

¥480
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この本は母の本棚をブクログに登録してる時に見つけました。
今までだったら絶対に興味持たなかった内容だったけど、T君から色々本を借りてる影響で読んでみよう(そして面白かったら紹介しよう)という気持ちになって読みました。

著者の田坂さんについては、母の仕事でデニス氏との対談でお話を伺った経験があります。
先月講演に行こうとしたのですが、台風のため断念しました…


すごく深い本で、私なんかって思ってしまうような内容でした。
ただ、キーワード等がとても深く考えられているのが文章から伝わってきたので、ご紹介します。
ただ、本というのは行間から読み取れることが大きい(という持論です)ので、ぜひ手に取ることをお勧めします。




「あなたは、『生きる死ぬ』という深みにおいて、働くということを真剣に考えたことがありますか。」




『仕事の思想』のキーワード
「思想」…現実に流されないための錨
「成長」…決して失われることのない報酬
「目標」…成長していくための最高の方法
「顧客」…こころの姿勢を映し出す鏡
「共感」…相手の真実を感じ取る力量
「格闘」…人間力を磨くための唯一の道
「地位」…部下の人生に責任を持つ覚悟
「友人」…頂上での再会を約束した人々
「仲間」…仕事が残すもうひとつの作品
「未来」…後生を待ちて今日の務めを果たすとき



「いかにすれば、
荒波に流されない『仕事の思想』を身につけることができるのか。
そのためには、『三つの原点』から、
いま自分の行っている仕事を見つめることです。
では、『三つの原点』とは、何か。
『死生観』、『世界観』、『歴史観』。その三つです。
『死生観』とは、『生死』という深みにおいて観ることです。
『世界観』とは、『世界』という広さにおいて観ることです。
『歴史観』とは、『歴史』という流れにおいて観ることです。」

死生観において
「自分のこの命は、自分のものではない。
自分のこと人生は、自分のものではない。

では、この『命』を、何に『使』うか。
そこから『使命感』が生まれてきます。


「恵まれた境遇に生まれついた人間は、
それを『幸運』と思うだけであってはならない。
そうした幸運な境遇に生まれついたことへの
『感謝』がなくてはならない。
そして、その感謝の念は、
『使命』を自覚することによって、表されなければならない」


世界観において
たとえ『小さな仕事』であろうとも、
心は『大きな世界』を観ている

そのことが大切なのです。」

歴史観において
「『人類の歴史』を見つめる『歴史観』ではなく、
『宇宙の歴史』を見つめる『歴史観』が問われているのです。

『宇宙の歴史』を見つめることなく、
『人類の歴史』がどこに向かうのかを考えることはできない。
そして、
『人間の意味』を考えることなく、
『仕事の意味』を知ることはできない。」


まとめ
「我々は、真の『知性』を身につけなければならない。
答えのない問いを、問い続ける力
それを身につけなければならないのです。
生涯かけて問い続けても、答えなど得られぬ問いを、
それでも問い続ける力。
世に溢れる安易な答えに、流されることなく、
精神の深みにおいて、答えを求め続ける力。
その魂の力こそが、真の『知性』なのです。」