面会の度に泣く母 | 在宅介護8年から特養へ

在宅介護8年から特養へ

一人暮らしの母が83才で脳梗塞で倒れ半身麻痺になり車椅子生活になり、施設は断固拒否のワガママな母を引き取り同居。姉は介護拒否で音信不通。
介護離職して家族に助けてもらいながら在宅介護を8年。
2024年5月からロングステイを経て2025年3月より特養入所。

母の施設はユニット型でトイレ付きの個室やけど食事やオヤツの時間は食堂に出向かわされる


そこで古株のお婆様達3人組から意地悪を言われると面会の度に泣く



今日も3人のお婆様達を見てあんなことこんなこと言われたと声のトーンを上げて私に訴える



さっきまでかしましかったお三方の声のトーンが小さくなりヒソヒソと話し出す



母よ、聞こえるように言いたいんやね


91を過ぎても負けん気の強さは失っていない



スタッフが通る度に「あの人は意地が悪い」とか「大人しそうに見えるけどあの人は気が強い」など聞こえるように言う


相手に不満をぶつけたい性格は昔のまま、告げ口してますよと相手に分からせたい様子


損な性格の母



面会の度の母の涙にも母の不満にも今は動じずに済んでる私



何故なら自分自身が新生児と2歳児のお守りで疲れ果てて眩暈と耳鳴りで通院して投薬されてる身


倒れる訳にも放り出す訳にもいかないから、我が身を優先させて母の不平不満は右から左へ受け流す



「相談員さんに伝えようか?」と聞くと決まって「それは止めて」と毎回言うしね



ただただ不満を吐き出したい、泣き言をぶつけたい、そんな風に取れる



持参したお饅頭と飲み物を泣きながらも平らげる母


半身麻痺の車椅子になっても気の強さは変わらず、不平不満はボケずに伝える91才


大事な事は伝えても忘れるのにな〜


年を取ったらイヤな事は忘れて生きたいとつくづく思うけど、母と同じ立場にならない限り偉そうなことは言えないなあとは思う



だけど母の不平不満を鵜呑みにすることもしない



どこか食い違いがあったり思い込みがあったり被害妄想があったりするから、何かあればスタッフさんや相談員さんに確認をお願いしている



元々ヒガミっぽい性格やし年寄りのヒガミもあるしね



超絶自己中で高尚な守護霊が自分にはついてると言う姉と性格が瓜二つな母やから、聞き流すようにしないとまた体調が悪化してしまう



母が倒れてから10年近く音沙汰も無くて介護に関わる事の全てを拒否した姉から受けたストレスも、母の在宅介護から入所までの苦労の連続から受けたストレスも、いつの間にか忘れ去って穏やかに過ごせてる



同じように介護の愚痴を吐き出して励まし合える友人達や家族に助けられてきた



自分一人では乗り越えられなかったとつくづく思う


母のキーパーソンは私だけやから遠くの旅行へはまだまだ行けそうにないけど、母の事も放り出さずに頑張って来れて良かったと思う



定年退職まで働けなかったことや10年分の厚生年金の積立ができなかったことが悔やまれると言えば悔やまれるけど