母との電話 | 在宅介護8年から特養へ

在宅介護8年から特養へ

一人暮らしの母が83才で脳梗塞で倒れ半身麻痺になり車椅子生活になり、施設は断固拒否のワガママな母を引き取り同居。姉は介護拒否で音信不通。
介護離職して家族に助けてもらいながら在宅介護を8年。
2024年5月からロングステイを経て2025年3月より特養入所。

年末年始をショートステイで過ごす母が寂しくないようにと思い、毎日晩御飯を何を食べたか記憶して電話かけてきてと伝えて送り出したのにかけてこない。




「電話かけてくるの忘れた?」と電話をかけてみた。




「忘れてる」と答える母の背後からテレビの音が聞こえてくる。



好きなテレビでも見てるのか今日の晩御飯を聞いても忘れたらしい。




「携帯のかけ方を忘れたらアカンからかけ直してみて」と伝えたらしばらくしてかかってきた。




短縮の1️⃣に登録してるから、1️⃣を押して発信するだけの動作を全く使わなくなった母だけど、かけることは出来た。



かけることが出来た事に満足したのか電話を切られた。




私が思うほど寂しがっていないのか、ショートステイに送り出されて気分が悪いのかいつもの強気の母だった。




来年はロングステイを頼まなければならない事情が出来た。




特養に入所できなければ他を探さなければならない。




母の終の住処になるかもしれない場所探しを思うと気持ちが重くなる。




夢にまで難題を抱えて慌てる自分を見た。




自分の体はひとつしかないし介護を代わってくれる人もいない。




母が納得しなくても仕方がない。




母に電話を切られて何となく強気な母で良かったと思った。