校長先生は、学校でいちばんえらい人!!
子どもたちには、そんなイメージでしょう![]()
私も長~い教員人生の中で8名の校長先生に出会ってきました。
といっても、みなさんそれぞれ全くちがう校長先生。
子どもたち一人ひとりにとっても優しく声をかけて回り
目標は、
「全校児童の名前を覚えることー--!」とおっしゃっている校長先生や
職員も近寄りがたいオーラがある校長先生(笑)
私も、人としてどういうタイプにあこがれるか
と,学んだものでした。
校長先生になることは、大きな責任を背負うという重役であることで
職員として尊敬しかありませんでした。
学校の横に家があり
そこに住み何かあったらすぐに対応できるようにしているのですから。
あるとき、
元気な校長先生と語っていたときのこと
「校長先生は、小さいころから人前に立ったりお話するのが得意でしたか?」
という質問をしたことがありました。
すると答えは。。。。
「いいや。ぼくは、教室で挙手もできない引っ込み思案の男の子だった
」
なんと!!以外や以外。本当に?と思うことから2年。
新しい校長先生とまた、放課後学級の児童の生徒指導案件で語ったあと
適格なアドバイスをしてくださった校長先生。
その校長先生にも同じ質問をしてみると
答えは、
「ぼくは、あてられたら顔を覆って立って話もできない男の子だったよ![]()
しかもわるいことばかりして、親は指導を受けていた
恥ずかしいから内緒な
」
なんて。これまた、なんと!!な発言!(笑)
上に立つ人が最初からその要素をもっているとは限らないし
むしろもっていない場合も多いのかもしれないなと思う経験でした。
こんなことを書いている私も人前で話すのが苦手で、いやいやながら受けた
6年生のときの学習発表会のはじめの言葉を言う役では
完全に真っ白で、カンペを見ながらの残念な発表だったことを思い出しました。
しかし、
教員時代は、1000人の前でも話ができるようになりました。
・慣れ
・思っていたほど重大でもない
子どものころって、
大勢の前で話すなんて、前日眠れないレベルでしたが
大人になると苦手なものをおいしく感じる感覚と一緒のような感じですね。
みなさんの子どもたちも
「あのときは、何だったの?」と思える将来が待っている
と思いますよ。![]()