2学期の運動会シーズンを過ぎると
今まで何もなかったクラスでも,何かいろいろなトラブルが起きる。
そんなことを思い出します。
不登校・登校渋り
いろいろと出てきて,保護者も担任も心配が続きます
この時期になると思い出す
2年生だけど
「ママに会いたい」
と泣き出す女の子のお話。
かわいい女の子でした。
いつもおしゃべりで,みんなから愛される
そんなキャラの2年生。
国語の時間
音読劇をするといって
お友達と話しをする中
お友達が
Aちゃん「線を引いて読み方考えよう」
と提案したのに,そのときのテンションで
Bちゃん「えー、線引かないでいいじゃん、そのままやるー。」
といって結局うまくいかない
それで結局
そのテンションで
Bちゃん「よし,線をひいてやろう」
と言ったはいいものの
相手の子は、
Aちゃん「もう線はひかない。
だって引かないっていったじゃん」
とのやりとり。
担任だった私は,様子を見ていましたがあえてすぐに中には入らず。
休み時間になって,教室に響き渡る
「ママに会いたいー---」の声
担任は,学年が上がる前に児童について
全担任からの引継ぎがあります。
この子は,前の学年でもこんなことがあったことは,聞いていました。
でも,これは,
「ママに会いたい」≠「ママに会いたい」
Aちゃんを呼ぶも
嗚咽がすごくて,話ができない
まずは呼吸を整えるために
呼吸を整え,抱きしめ教室の外へ一時避難。
そう,学級では他の子の目もありますから。
泣いて,引っ込みもつかない。
顔を洗い
外でクールダウン
呼吸が楽になるまで
「スーハースーハー」
教室では,その他の子どもたちへの指導。
落ち着いて話を聞くと
「ヒックヒック。。。」
「うまく伝わらなかった・」
「うん。。。。」
そして話を聞いて
Bちゃんに事情を説明。
Bちゃんの反応は。。。。。
「え!そうだったの?」
自分に関係あるとさえ思っていなかった
そんなものですね。
Bちゃんあとから
お手紙に
「さっきは、ごめんね」
仲介し,
こうして,ともに学び成長した一日でした。
こういうことの積み重ねで子供たちは,心が成長しているんだな
と改めて思うことでした。
いろいろありながら成長していく子供たち。
こんなことを思い出しました