このくらいの寒い時期になると
どこの学校でも,ロードレース大会が催されます。
ホントにこれ,好き嫌い。
得意不得意が分かれますよね。。。
私は昔からとても苦手でした。![]()
「心を鍛える」
「苦しくても耐える練習」
といった名目で行われていますが,
私はもともと貧血で体調が悪くなる体質なのです![]()
それもだし,別に長距離走って耐える練習する意味ある?
長距離走らなくても,鍛えることはできますよね?
好きな人にはいいけれど
(持久走には,遅筋というものが関係あるとか。
つまりもともと体のつくりで得意不得意決まってるやーん
)
と思います。
数年前,まだ教育の世界に私がいたときのことです。
こんな子がいました。
長距離は得意なのに,
みんなの前で走る緊張がキツイ。
↑これ,わかるーーーーー!![]()
一年生のときも走れなかった。
二年生の練習でも毎回大泣き。
でも力はある。
毎朝泣きながらくる。
ここまでして,やる意味ある?
この子の場合,
走る力,長い距離を走りきる力はありました。
でも
みんなの前や当日の雰囲気に勝つメンタルの強さが
まだついていなかった。
お母さんも悩んでらっしゃいました。
でも,私は,
泣いて泣いて
大泣きして,嗚咽をこらえているこの子が
たくさん心の中で戦っていることが分かりました。
一年生のときも走れなかった。
そのときつぶやいたこの子の言葉
「走りたかった。。
」
今つまり後悔していた。
今年も走りたいと怖いの狭間で悩んでいた。
そこでとった私の行動は、
直前で決める!
できなければ
諦める勇気も大事!
この子は結局走りませんでした。
いろいろ思ったと思います。そして
これからも思うと思います。
この子のお母さんからは,
「子供の気持ちや思いに寄り添って対応して頂き
ありがとうございました。お声掛けに感謝します。」
でした。
お母さんは,
子どもを平均的に育てたい。
人と同じように育てたい。
と考えるものかもしれません。
でも,この子は,
成績もトップ
運動能力もトップ
性格もいい
友だちも多い
正直
「かけてるところがなにもない!」
(しかもかわいい笑)
私はお母さんに言いました。
「お母さん,ここでできないことが一つでもあるだけ
バランスがとれてますよね?
」
「あまりにもできすぎてますもん。」
と。
お母さんは,ほっとされていたようでした。
そのときの判断が正解かどうかは,わかりません。
でも
指導者にできることは,
相手の気持ちを理解しようと努力し提案してあげること
少しでも不安を取り除いてあげること
なのだと痛感した日でした。
ここからは,余談ですが。
そういう私も
人前で話すのが大の苦手な幼少期を過ごしましたが
今は図太くなって
あまりなんとも思わないですね(笑)
結局何事も
経験と年数
かなと思います。
この子も今頃堂々と走れているかもしれません。![]()
自分に合った、生活スタイルを求めて
自分の生き方を見直す
純子です!
■このブログの内容をもっと詳しく知りたい
■純子に相談してみたい
■起業スクールって、どんなことしてるの?
■子育ての悩みを相談したい
などありませんか?
少しでも、あなたの心を軽くするお手伝いができれば嬉しいです。![]()
![]()






