現代、携帯電話が発達し、むかしみたいに手紙をやりとりして遠く離れた人と連絡を取り合うことがなくなった。
だから、ポストである僕の仕事は激減した。
でも、たまに人が僕を便りにして来るんだ。
ある高校生が手を合わせて「どうか、受かりますように」といって受験の志願書を
ある夫婦が満面の笑顔で「きてくれるといいね」といって結婚式の招待状を
ある芸能人のファンが「あなたのお陰で元気になりました」といってファンレターを
みんなが僕を使うことは減ってしまった。
でも、その代わりに僕は本当に人が手間をかけても伝えたい思いしか伝えなくなった。
僕のなかには人々の希望や感謝や幸せばか
りで満ち溢れている。
今日も人は僕に興味なくそそくさと毎日を送る。
僕はそんな中で一人動かず幸せを持ってくる人間を待っている。
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