岳川での幸せな時間を噛み締めつつ夕べはスーパーで調達した食材での晩餐会




立派な旅館へ泊まるより地元の出来合のおかずや地魚のお刺身にありつけるので




地元の小さなスーパーの方がよっぽどいい、




でもこの辺は結構涼しい いやいや、正直 寒い 




車のテレビで地元のニュースを見てるともうストーブが入ったとか




温泉で暖まった身体も瞬時に湯気が止まった




風に吹かれて6日目、もう十分過ぎる程に楽しんだ




まぁ~、でももうちょっと位なら・・・。




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未明に寒さで目が覚めた、『 あぁ~、ここは岩手なんだなぁ~ 』




そして真っしぐらに葛根田川へ




そういやマットさんがここの下で釣ったら危ないよって言ってたなぁ~




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それにしても取水が激しく大減水、川も結構荒れていた




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30分程奥へ車を走らすも工事の方がやたら多い




小雨だった空模様も中流まで来たらしっから本降り




たまにしか当たらないのに今日の天気予報はドンピシャだろうか




以前ここでどうしてもフライを見切る岩魚が居て恩返しがしたいと思っていた




でもまたの機会に




土砂降りになれば生保内か阿仁に逃げようかなぁ~って思ってたけど




46号線まで降りてくると何とかもちそうな感じ




『 今日も岩魚にしようか ! 』 なとど贅沢に国道を左折




志戸前川方面にハンドルを切ったそして小橋を渡ると前方を黒い固まりがスタスタ




『 ん、なに ? 』 一瞬何だか解らなかった




『 ふ~ん、あれが俗に言う熊さんなのね ! 』




『 出たぁ~ ! 熊ぢゃ~ ! 熊が出たぞぅ~ ! 』




私は目が点になり叫んだ !




でも、国道から100m 車通ってるし遠くで農作業や工事の方も目に入る




そういやハシモさんが 『 岩手は熊の巣です 』 って言ってたっけ




初熊だったけど多分肉眼でも初めての月の輪熊、真っ黒で艶々していた




で、早速この事実を家内に電話




私 『 道路で熊見た ! 』




家内『 嘘つくな ! 熊に喰われて死んでこい ! 』




私 『 んが・・・。 』 やっぱり相当怒ってる




で、この事実を誰かに伝えたくタテゴトさんにメール




この時点でやっと落ち着いた、でも釣りどうしよう ?




可能性としては阿寺、荒雄、岳、何処で熊に遭遇してもおかしくなかった




そして川に向かうと道路作業の方が




私 『 く、く、熊が出ました ! す、す、すぐそこです ! 』




作業の方 『 この辺は良く居るよ、でもここの熊は礼儀正しいから大丈夫 』




で、会話終わり




う~ん 




『 高知から来た釣り人熊に襲われ死亡 』 なんて記事も見たくない




でもすぐ先にはマットさんに連れて来てもらった尺岩魚の沢がある




まぁ~、ええか !




何でもプラス思考の私は熊に逢ったのは尺岩魚に逢える証拠




などと訳の解らない思考なのでここまま突き進んだ




しかしその沢は




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土砂崩れ、通行止め 




作業の方に入ってもいい ? と聞くと 『 ダメよ、ダメダメ ! 』 




『 はは~ん、本流で尺を釣れって事だな ! 』 とこれまたプラス思考




さてと薄暗く今にも熊さんが出そうな林道を突き進むとこれまた通行止め




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ポイント的には大地沢の合流からここまでずっとザラザラでポイントは数少ない




フライ向きと言っちゃ~フライ向きだけどみんな嫌うだろう




ここまで来たらやっぱりみんな奥へ入る筈、餌釣りの方も当然そうするだろう




早い流れの浅瀬、結構手強そう




当然久しぶりにこんな物を出して思いっ切り警戒態勢




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きょろきょろ、ピィーピィー、端から見ると小心者のようだが結構私は用心深い




でもワンキャス目から




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高知でのタックルそのままに792に3番のヤマメ入れて




6x12 6x6ft 7x6ft の繊細仕掛け




早い流れと浅い瀬では出来るだけ遠くを自然に流したいと




リアルさんに頂いた16番のCDCでスタート




で、思った通りのヤマメ 流れが早く取り込みに結構走らされる




でもこれが気持ち良い、サイトで狙いたいが石も魚も白っぽく無理




こんな感じで爆発ポイントまでこのサイズを10匹程




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何だかここ凄い ! 国道46号線から車で15分




釣れるヤマメ殆ど25cm、ほぼ全てのポイントでのヒット !




四国はおろか他県でも考えられない




川の様子はこんな具合




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川幅は広いけどザラザラでみんな結構飛ばす感じ




で、ちょっとして深みには何も居ない




しかも結構な鉄砲水で大増水した後も見受けられる




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これを普通根こそぎって言うんでしょうね




そして驚く爆釣ポイント !




何とここだけで同サイズを6匹、ホンマ嘘やろって感じ !




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調子こいてここまで20匹、途中ナイロンからカーボンに変えてみたけど7xのまま




しかしこの後一気に走られ溜めて溜めたけど残念無念の口中でのティペット切れ




無我夢中になってここが岩手だと言う事を忘れていた。




そして6xに変えフライも一気に10番カディス




エルクも太くテレっぽく見える荒々しいカディス




『 さぁ~、来るならこい ! 』 って感じ !




ここからはサイト一本、見えないヤマメは釣らない作戦に出た !




そして一本目




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う~ん、マンダム !!!




やっぱりこれ、これですよ ! いくら大きい私の手だって 




そして続け様にギューイ~ン




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何だか続け様だったので合言葉を忘れるところだった !




う~ん、マンダム !!!




やっぱり恐るべし岩手県、ありがとう ハシモさん マットさん




岩魚目当てで入った川だったけど予想に反したヤマメの乱舞




結構知られた有名河川の筈だったけど岩手のお魚を十分に満喫する事が出来た !




ロッドを畳みひとりほくそ笑みながら脱渓地を探しトコトコと上流へ




この時点で頭の中はヤマメ一色、○さんの事など一切考えて無かった




そしてこの日二度目の熊さん出現 !!!




しかも正面、右手の林道から現れそのまま私の居る渓へと




この時笛を吹こうとか逃げようとか一切考えられない一瞬での出来事




そして川を渡りかけた時タテゴトさんに伝授した 『 ガォ~ 』 作戦に打って出た




何かの書物で自分を出来るだけ大きく見せ両手を挙げて『 ガォ~ 』 と




しかし熊さんは一瞬もこちらに気に止めずスタコラサッサと左手の山へ




幸か不幸か一日で二度も




その後ずっと笛を吹き腰が痛いのも忘れ小走りで車まで走った事は言うまでも無い




さらば熊さん、ありがとう元気なヤマメちゃん




どうぞ明日は熊さんに出逢わないように・・・。