




東北の素晴らしさって何だろう?
あめごを沢山釣りたければ高知を釣り歩けばいくらでも釣れる
大きな岩魚を数多く釣りたければ誰も来ない岐阜と富山の県境付近へ
また魚の引きを堪能したいならこれはもうソルトしかないだろう !
しかしこの時期やっぱり東北、本当は来月頃が一番良いのだが・・・。
答えが見つからないからこうして毎年々東北に呼び寄せられる
フライ天国の高知に生まれ色んな魚釣りをしてきてけれどやっぱり東北が大好きだ!!
東北に通い始めてもう20年くらいになるだろうか?
通い始めは全く釣れなかった・・・。
毎年GWやお盆休みに10万程を握り締めあても無く東北を釣り歩いた
行けども行けども満足した釣りが出来ずに地団太ばかりを踏んでいた
7~8年程前だろうか ? 秋田の山の中で思いっきりこけてしまった!
初めて釣った尺ヤマメの美しさに見とれてしまいリリース直後に向う脛を強打
足は腫上り痛くてもう歩けなかった・・・。
しかしせっかく秋田まで来たのだからとプロショップオノを訪ねてみた
そこで色々と東北の釣り方を教わり良い川も沢山教えて頂いた
更に私の足に気付いたご主人(小野 訓さんのお兄さん)が消毒剤からシップ、包帯、絆創膏に
至るまでご用意して下さった・・・。
痛い足を引き摺りながら遠く離れた秋田のこの地で困り果てて落ち込んでいた私に
この様な暖かい応対をして下さり本当に感謝の気持ちで一杯でした・・・。
(当時薬局も少なく探したけれど見つからず足にガムテープを巻いて痛みを堪えていたのを覚えています)
しかし何年か店には通っていたのですがもう店を閉めてしまったとの事
そこで教えて頂いたのが仙台店の菅原店長、
『東北で良い釣りがしたいなら一度訪ねてみて下さい!』とのお言葉に甘えそれ以来毎年通っています。
(菅原店長の素晴らしさは何れまたUPさせて頂きます)
そこで知り合ったのがいずいずさん、今回はいずいずさんの計らいで店長、紅一点のO谷さんとの
4人で前夜からの呑み会、仙台近郊の川を訪ねてみました。
-----------------------------------------
いずいずさんとは『一度死ぬまで呑もうよ!』と約束をしていたので楽しみでウキウキだった!
この夜4人で居酒屋とお寿司屋さんのはしご、本当に楽しい時間が続いた・・・。
しかし焼酎2本目まではハイテンションの私だったのですが
楽しさと嬉しさと疲れと感動と明日への期待と酔いが混ざり合い気が付いたら朝でした・・・。
-------------------------------------------
奥新川 (おくにっかわ)
仙台近郊にあり渓流釣りの超々激戦区、しかも長名水と言う観光地もあり観光客で賑わう川
中流部にニッカウヰスキーの工場があり水の良さは最高!
高低さも程々で歩き易くフライフィッシング向きの川、また抜群の魚影で魚も非常に綺麗!
仙台近郊なのに何故??と思われるでしょうがここは非常に難しい川なのです・・・。
以前から店長に『奥新川はいいよ!一度行って見て!』と言われてたけど中々行くチャンスに
恵まれなかった、その訳はここの近所に北川(蔵王の宮城県側、笹谷街道沿い)があり仕事のついでに何度
と無く良い思いをしているのだ!高校生がキャンプをしているすぐ脇で9寸ヤマメが釣れたり高速の
高架下の温泉宿が見える傍で尺近い岩魚が釣れたりするから奥新川まで中々足が伸びなかった・・・。
(仙台って凄いとこですよ!町は大都会だけどすぐ傍にこんな川が沢山あるんです!)
今回は4人で長名水から入渓、観光客が沢山いる場所だからちょっとこっ恥ずかしい気もするのだが
そこは川に下りると一変する!!
澄んだ水と絵に描いた様な渓谷美!!そこらじゅうで魚が走り連続のヒット!!
『嘘やろ~??』と言わんばかりの時間が流れた・・・。
私は前々日、前日の疲れから歩くのがやっと、やっとライズで可愛いヤマメに相手をしてもらうも
中々テンションが上がらない。
しかしその内みんなの笑顔が消えて行った??
『嘘やろ~??』←今度は別の意味!!
店長やいずいずさんが真っ先に良型の魚を見つけてくれるのだがちょっとの足音、ちょっとの人の気配
で殆どの魚が『サァ~』と走ってしまう??
店長の素晴らしいアイ~ンキャストにも関わらずほんの少しのラインの気配で魚が散ってしまうのだ!
同じ宮城の『澄川』も相当なプレッシャーの川だがここは遥かその上の超ハイプレッシャーの川だ!
この日私が確認しただけでも5匹以上の尺岩魚!!
それ近い魚はそこらじゅうで沢山泳いでいた・・・。
何とも凄い川だ!
清く澄んだ水、見通しは良いが非常に入り組んだ流れ、また仙台のテクニカルな ff 、様々な要素が
そうさせるのだろうが平水時の今回はまるで歯が立たない・・・。
仙台フリークの言う『水族館』の意味がやっと解ったような気がした。
しかし『あ~』だ『こ~』だ言いながら4人でフライを楽しむにはもってこいの川かも知れない・・・。
みんなこの狭い流れに8ft以上のしっかりしたレビューを持っていく意味がやっと理解できた。
徹底的にストーキングに徹し強くて長くてしっかりしたロッドから細いループを繰り出し
勿論ロングシステムを使い、数少ないキャストでいかに遠くを釣るかがここの肝なのだろう・・・。
今回初めてプロキャスター菅原店長のループを見せて頂いたがとんでもなく上手だった!!
基本に徹し固定されたその手首から繰り出されるループはみんなが落としたいポイントに
確実にフライをプレゼンしている、何とも感動的なキャスティングを見せて頂いた。
(菅原店長はつり人社のぼくらのフライフィールドで執筆されています、是非ご覧下さい)
また今回は初めて女性のフライフィッシャーの方ともご一緒する事が出来ました
今まで何人かの女性の釣りを見せて頂きましたが本当の『フライフィッシャー』と
出合ったのは初めてで本当に驚きました!!
正直、上手いです!
根性あります!!
私もたじたじです・・・。
さぁ~明日は最終日、後にも先にもこのGWの最後の釣りとなってしまった
場所は勿論感動の川『荒雄川』、今年はどうなのだろうか?
ましてGW最終日、結果はどうあれ自分自身の釣りを締め括るにはやっぱしここしかない!!
疲れはピーク寸前だが荒雄のレインボーに失礼のない釣りをしてこよう・・・。