
しかし本当のこれはは中々体験出来ない・・・。
現在日本で『リールファイト!』が出来る魚は限られている。
ロッドやティペットにもよるが
サツキ、サクラ、スズキ、ボラ、コイ、シイラ、ブルーウォーターなどなど・・・。
スピニングでは終始ドラグに頼りっぱなしのフィッシャーマンも
フライとなれぱそうは問屋が許さない!
シンプルな1対1の巻取りしか出来ないフライリールは出したラインは
自分で同じだけ巻き取らないと回収できない・・・。
そのシンプルさがフライリールの醍醐味だろう。
しかしそのシンプルで機能的なフライリールでも少々梃子摺る魚がいる。
『シイラ』だ!、この魚は疲れを知らない!
何度も、何度も、同じ行為を要求されフライマンは至福の時に酔い痴れる・・・。
私もこのお魚には良いお勉強を沢山させて頂いた。
ドラグの締め付けが弱いと一気に100m位ヘッチャラだし
そのスピード、トルクは申し分ない!
最後の突っ込みも非常に鋭く、目の前で友人の10番が炸裂するのを二度見た・・・。
やはりソルトはリールだ!
10年程前、気が狂った様にラージアーバーを買いあさりやっとの事でティボーで落ち着いた。
やっぱりワールドクラスのリールは凄かった!
そして、
その時のお勉強が今年の1月に役にたった・・・。
ブルーウォーターと違いアカメはちょっと地味だ
ナイトだしラインの出し入れが目に見えて来ない。
ただ、パーミングの度合いとラインの角度のみしか魚の息遣いが計れない
しかしその突っ込みはトルクフルで並みのディスクでは止まらない・・・。
お金を沢山かければそれなりのリールはあると思うのだが現実が伴ってしまう。
この写真は例の『アカメ』とのファイト中の写真である。
何度も、何度も、フルラインを出されては巻き取りの繰り返し・・・。
目一杯締め込んだのだがドラグは悲鳴を揚げ続けた
フライマンにとって至福の時間だ。
実はこの『リールファイト!』が出来たのはやまひろさんのボートアシスト以外何物でも無い
私のボートより少し大きめのボートは体全身をバネにしての『リールファイト!』を可能にしてくれた!
『これが取れなくてどうする?』って言葉が聞えてくるほどのシーンだったから私は燃えた!
(後日マイナス潮位の干潮時に周りのストラクチャーを見たが良くこれで捕れたなぁと感心した)
当然、私は右利きだからロッドは右手 自ずとリールは左手で操作していた。
慣れた手つきで取り込みをしたのだがこの時のリールはこの日初めて使うリールだった。
リールフェチの私は毎回のようにリールを変える
『あ~でもない、こ~でもない』と変な拘りで試行錯誤を繰返している。
やはりこの時は少々梃子摺った。
買ったばかりのSAのカーボンラージ
軽量でロッドとのバランスも良く安価でドラグもまぁまぁかなと思ってたのだが・・・。
結果、やり取り中何度調整をしてもベストのドラグ位置は確認できなかった
フルに締め付けても止まらないドラグは悲鳴を揚げ続けた・・・。
『ジャー・・・・・・・・。』
『リールファイト!』、次にこんなひと時が味わえるのはいつの日だろうか?
実はこの日の『アカメ』以来、毎回ボートを出しては地団太を踏んでいる
何度、行っても
何度、回っても
毎回、皿のように目を懲らしても
あの『アカメ』に出会う事が出来ない・・・。
本当にこの水域にいるのだろうか?
などと疑ってみたくなる・・・。
やっばり幻の古代魚なのだろうか?
『アカメ・・・。』
でも、あれ以来何時出会えても良い様に『リールファイト!』の準備だけは心得ている
『リールファイト!』
ロッドが折れて粉々になっても良いから
『あ~、ドラグが止まらない!』
『ジャー・・・・・・・・。』
またいつかそんな『アカメ』に出遭っみたいものだ・・・。