



②とうとうやりました・・・。
③お、重い・・・。
④『ありがとう、アカメ・・・。』
★今回UPしようか? どうしようか? 相当悩みました・・・。
私自身フライフィッシングでの『アカメ』の記事は今まで見た事が無くいったいアカメの
フライフィッシングとはどんなものなのか?想像も見当も付きませんでした。
しかし実際に自分が体験し感動した事を少しでもご理解頂く事によってこの釣りの素晴らしさや
アカメを大切にしたい気持ちに同調して頂けるのではないかと思いUPしました。
いつもの調子で自分が感じた事や、思った事を書いただけですが皆様に目を通して頂いて
感じ取れる物が少しでもあれば幸いだと思います、長い文章ですが宜しくお願いします。
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私の左手はダウンクロスで流したフライを超デットで引いていた
ラインはウェットセルInt./Type II 9番
リーダーは仕入れたばかりのフロロカーボン ハイエナジー03x
フライはティペットを外し直結にしていた。
しかも恐ろしく長いスライドでフライにかかる水圧をしっかりと噛締めていた・・・。
『来る、必ず来る、絶対に来ない訳が無い・・・。』
そう信じ右手人差し指にラインを掛けいつでもOKの体制を取っていた
今になって思うが自分自身でも恐ろしくここ一番に集中していたと思う
『ここで咥える筈・・・。』そう信じていたポイントにフライが差し掛かった瞬間
『ドスン!』
すかさず私の左手はラインを目一杯引いていた!
『ピシュ!ピシュ!、ジャー・・・。』
いきなりリールまでの余りラインを引ったくり止まらないドラグ
そして流れに突き刺さるロッドティップ
『ほら、きた!!』
私はちょっと自慢げにやまひろさんの方を振り返り微笑んだ!
『よっしゃあ~、こっちへ来て!船で追わえるき!!』
とすぐさまアンカーを切ったやまひろさんからの指示が飛んだ!
魚はストラクチャーへ真っしぐら、ましても鳴り止まないドラグ・・・
しかし私はこの時、確実にキャッチ&リリース出来る事を確信していた・・・。
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『やまひろさん』との出会い
高知のはりまや橋の近くに彼のお店『やまひろつりぐ』
http://www4.ocn.ne.jp/~ggffsw/がある。
正直、私は去年の春まで東北一直線で高知には見向きもしなかった。
高知はあめご大国、型さえ言わなければ綺麗なあめごはいくらでも釣れる
ましてSWFFは自分の中では卒業したと思っていた。
しかし・・。
去年の春、彼のお店に入った瞬間ど肝を抜かれた・・・。
メーターオーバーのアカメを抱いたやまひろさんの写真が目に飛び込んで来たのだ!
( f f 誌やつり人社のソルトウォーターに載ってる写真がやまひろさんだ)
『フライで?』
『そうです、110cmありました。』
とその時のフライとシステムを見せて貰った。
『う~ん、アカメか・・・。』
ルアーでなら50~60を2匹釣った事があるがフライでは無かった・・・。
素直な気持ちで『フライでアカメを釣りたいなぁ~』と秘かに考える様になっていった。
その後、やっとやまひろ号の予約が取れとあるポイントでメーターのアカメを見た。
ゆらゆらっと泳ぐその姿は10番で掛けても取れっこない感じで行かすか?止めるか?
自分自身の中で相当迷っていた・・・。
もしも掛けたら多分取れないだろうな?
(事実、やまひろ号でお客さんが5~6回アカメを掛けたそうだが全て行かれたらしい
ただ一人やまひろさんの先輩のアシストで80㎝をお客さんが釣ったそうだ)
それ程難しいアカメとのやり取り・・・。
これを期にもう少し追求したいと思い例のGⅢを購入、エンジンにフットにアンカーと物要り
だったがそれなりに勉強し mystyle を追求して行った。
幸か不幸か進水式での大爆釣!!
http://blogs.yahoo.co.jp/ffonly2007/47504824.html
『なんだ!簡単じゃん!』ボートがあればスズキは釣れるんだなぁ~とたかを括っていた。
しかしその後殆ど釣れなくなった・・・。
ポイント、干満、ベイト、気象条件、月の満ち欠け、季節・・・。
頭の中がグチャグチャになり悩んでいた、
『何でこんなに思う様に釣れ無いんだろう・・・。』
そこで毎週々真昼間にマイボートで浦戸湾を走り回った
ベイトの移動エリア、干満でのポイント、ストラクチャーの具合を頭に叩き込んだ・・・。
ふと思った、『何でこんなに熱くなったんだろう・・・。』
『思う様にならない釣り』
情けない、本当に情けない・・・。
『何とかしたい、いやきっと何とかしよう・・・。』
解っていた事だけど浦戸湾は6河川(鏡川、江の口川、久万川、国府川、船入川、下田川)が流れ込む
全国でも例を見ない湾なのだ! 多くのポイントが存在し沢山の魚が入り乱れメーターオーバーのスズキの
実績はNo1、しかもアカメが生息し(生体はあまり解明されていない)全国からルアーマンが通い詰める
日本屈指のスーパーエリアなのだ・・・。
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奴はストラクチャーに向かって真っ直ぐに突進している!!
『止まれ!!』
私は満身の気持ちを込めて出て行くラインにテンションを掛け続けた!
止めるか?
行かすか?
この時 私は迷わず前者をの方を選んでいた
『よっしぁ~、止めたで! やまひろさん バックバック!!』
この時初めてやまひろさんが『アカメや!、絶対間違い無い!!』と言ってくれた・・・。
アカメの引きは言葉で表現するのは難しい、あの尾鰭を見ても解る様に突進力は素晴らしい!
しかも正確にストラクチャーへ真っしぐらに走る。
まるで地を這う感じでグイグイグイグイ持って行く、スピードはさほど無いが
『止めれるものなら止めて見ろ!!』
と言わんばかりの強烈なファイターだ!
この時 『フライって最高や!!』 と何度も何度も呟いていた様な気がする・・・。
しかしこのやり取り20分中でフルラインは3度行かれたがバラス心配など全くしなかった
タックルバランスは最高だし、システムは念入りに仕上げてあった。
しかもやまひろさんは私の言うラインの方向を聞き予測しながらバックでの誘導
やまひろさんからは見えない魚とのやり取りなのにあたかも私が操船しているように
アカメとの間を詰めていくやまひろ号!!
そう!やまひろさんはプロなのだ!!
日本でアカメをサイトフィッシングで釣らしてくれるのは『やまひろさん』だけなのだ!!
やはりこれまでのアカメとの付き合いの中でこの操船が出来るのだろう!!
私もそれに答えてきっちりと間を詰めていく、
ラインを出されては巻き出されては巻きの楽しい時間の繰り返し・・・。
本当に強烈なファイターだ!!
特にこの魚は瞬発力が素晴らしい!!
しかしこの瞬発力を愛竿のフリーストーン9番が全て受け止めてくれた
きゃしゃで頼り無いなぁと思う時もあるがここ一番の粘りは素晴らしいロッドだ!
『もう少し、もう少し』と私は自分に言い聞かせた!!
しかしここでアカメは最後の突進を見せた!!
『ジャジャジァー!!!』
あっと合間にバッキングを10m程・・・。
『す、凄い!!』
本当にこれがあのアカメの走りなのか?
振り向き様にやまひろさんに聞いて見た
『これってホンマにアカメ??』
『絶対間違い無いき!!』
実際、私はフライでアカメを釣った事が無かったからこの魚が本当にアカメである確信が無かった。
が、楽しい時間と共にこの魚との閉幕が近づいて来た
『よっしゃぁ~、もう浮くでぇ~!』
私はほんの少しだけ強引に浮かせにかかった!
『キラッ!』←表現が難しい・・・。
闇間の中で二つのルビーが光った!!
『ア、アカメや!!』
私はやっと確信し一気に詰め寄る!
とうていこの魚はロッドでコントロール出来ないから目一杯絞り込みネットをやまひろさんに
託し一気にトランサムへ走った!!
一発でネットイン!!
『やったぁ~アカメや・・・。』
2人でまじまじとその魚を見つめた。
でかい!そうとうでかい!!
やまひろさんのアカメには適わないがメーター弱の立派なアカメ
するとやまひろさんがいきなり抱き付いて来た!!
『やったぁ~ホンマにやったぁ~!』
そう、彼の念願だったお客さんにアカメを釣らす事が出来たのだ!!
私とてやまひろさんの念願叶ってめっちゃ嬉しい!!
この後やまひろさんと深夜のボートで深く深く抱き合ったのは言うまでも無い・・・。
今まで冷静だった私も歓喜のあまり雄叫びを挙げた!!
『やったぁ~!アカメや!!』
自然に込挙げてくる喜びに一言こんな言葉が出て来た!!
『フライっておもしろい!!』http://swffgg.exblog.jp/
『ffさん!僕も嬉しい!!ホンマに嬉しい!!』
ともう一度の抱擁???
この後やまひろさんとアカメをリリースしながらこの希少種について話し合った。
皆な其々にアカメに対して色んなイメージがあるだろう?
通っても通っても釣れ無い魚
フライではまず釣れない魚
やっぱりルアーでないと無理かも?
一生に何度もチャンスが無いからせめて剥製に
希少種だから狙うのはどうかと・・・。
そんな事ありません沢山いますよ(by akame)
幻の巨大魚。
私はどれにも当てはまらないかも知れ無い・・・。
ただひとつ言える事は私は no kill fly fisher
釣り人の勝手で魚は殺せない・・・。
『ありがとう、アカメ・・・。』
闇間の水中へ消えていくアカメをやまひろさんと2人でいつまでも眺めていた・・・。