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一年ぶりくらいに湯原温泉を訪ねてみた。

湯原温泉と言っても一応川である、旭川の本流で湯原湖からのダムの流れ出しにレインボーを放流し

管理事務所を設けフライ専用と餌釣りエリアからなり2100円で釣らせてくれる。

おまけに「砂湯」と称する温泉が(無料の露天風呂)エリアの中にあるから帰りにひとっ風呂浴びて帰れ

るから500円として実質1600円だからリーズナブルだと思う。


とまぁ管理釣り場なのだがここは普通の管理釣り場とはちょっと違うのである。放流は少ないし殆んど

普通の川で釣っているのと何ら換わりはしない、また温泉客がよく通るから超すれっからしなのだ。


この川は平均4~9℃の安定したダムからの流れ出しがあり一年を通じて同じ条件で釣りが出来る。

またここのレインボーは餌釣りエリアに放した養殖マスが下流のフライエリアで遊ぶ頃にはひれピンのグ

ットレインボーに育ちライズを繰り返す、中にはここで再生し生まれ育った奴もいるからレインボーとし

ては最高に綺麗だと思う。だから凝りもせず年に何回かは魚に遊ばれに来たい川なのだ。


しかしこれがまた全然釣れない。

条件によっては大き目のフライでバカスカ釣れるよって話も聞いた事があるがいつも水量が一定でチョロ

チョロだから大概釣れない、特にここ最近は雨不足でダムを絞っているらしく流れが弱いから釣れる気が

しない。またハッチがあれば良いのだがこんな天気では期待できないしライズも散発だ。

しかしこんなFFの熱い眼差しを横目に目の前でグッドレインボーが時折悠然とライズを繰り返すのだ。


この日も朝から全く相手にしてもらえない。10人位いたFFと情報交換するも皆手を焼いていた。

しかしこのライズを狙ったサイトフィッシングがFFの心を熱くしてくれるからありとあらゆる手でチャ

レンジしてみるが今日は打つ手が見つから無かった。


しかし9時過ぎにやっとチャンスが巡ってきた、大石の駆け上がりの木陰に40cm位のやる気のあるレ

インボーが何かを探すようにクルーズしている。「これは頂き」と集中する。

奴の3秒後のクルーズコースを仮定してキャスト、狙い通りにレインボーの目の前30cmにポトリ、

一発で喰ってきた。「よし!」っとほんの少しだけロッドを立てただけなのに何の感触もないままライン

ブレイク、何と情けないかなリーダーとティペットの結束で切れていた。

こんな事はあんまり無いのだが反省しきりである。

気を取り直そうと餌釣りエリアで少し遊ぶも放流したてのお子ちゃまにまで馬鹿にされる始末、

「お前もか?」と言いたくなる位プレッシャーが高く10xまで持ち出してしまった。何匹か釣ったあと

山女かハイブリッドか判らないがここで再生したと思われるピンシャンの魚を釣り上げ気を良くしてまた

もとのフライエリアに帰るもどのFFにも笑顔が無い、あんまり面白くないから島根から来たと言うFF

とお好み焼きでビールを呑もうと言う事になり一旦上がり橋の上から覗き込むとまた先ほどの岩場でうろ

うろしている奴を発見した。「ふ~ん」と皆で見ていると目の前に7、8cmのバッタがいた。

もしやと思い可愛そうだが仮死させてレインボーの目の前に投げ入れてみた。

「ぱく」何の躊躇いも無く一発である、「うぉ~」と皆から歓声が上がり「よしっそれならと」岩魚用の

3㎝もあるバッタフライ(名前がわからない)をキャスト、バスを狙うかのように水面で動かしてそっと

止めてみた。すると別のレインボーが底の方からスローモーションのように上がって来て「パクリ」

それからが大変だった!何せ橋の上、8x、ランディングの場所が無いと三拍子そろった場所だったから

あせりにあせった、魚は走るし方向が見えないしただ耐えるだけで何ともしようが無い。

ほんの少しの時間だったかも知れないが何とか島根の青年に助けられランディングに成功した!


綺麗だ!本当に綺麗だ!

久々のご対面だが写真で見る北海道のレインボーに近い気がする。

このレインボーに逢うためにここまでやって来たから嬉しくて堪らなかった。

たった一匹だったけどこんなに嬉しいのは久しぶりで皆にビールをご馳走さして頂いた。


中国地区ではもう禁漁になりゴギや山女には逢えないがここのレインボーの美しさを拝みに年内にもう

一度だけ遊びに来たいと思う。