ヒヤシンス

謹賀新年

光陰矢の如し
つい2週間前までのクリスマスが
もう何ヶ月も前の様に感じます。
月日の感覚が麻痺してしまうのも、この時季ならではで。

市場の花もすっかり春の花に入れ替わりました。
ヒヤシンス・チューリップ・スイセン・ストック・ラナンキュラス・・・
他のどの季節より「季節」を感じます。

僕が、初めて市場に行ったのが15年前の1月。
花についての知識はまったく無く、もちろん名前も。
当時は仲卸で働いていたので毎日沢山の花を見ていました。
まだ花屋さんがいない、息を潜め静まり返った午前1時の市場。
寒さの中で、思いっきり深呼吸。
そこには春の匂い、香りというより春の匂いがありました。
匂いが寒さを包みます。
身を切るような寒さと、春の匂いは
僕にとって、とても強烈な記憶となっています。

匂いや香りは記憶を思い起こさせるものです。
花は見た目に奇麗なもの、匂いが良ければ更にいいものです。
今年は、幾つ記憶に残る商品をお届けできるだろうか。
僕にとって、お客様にとって。



今年こそ、匂い高き花屋に・・・・・