映画、「ダイハード」は10年に一度の映画界の奇跡、とまで言われています。
もちろん、単純に面白いアクション映画だ、という事は言うまでもないでが、それ以上の
いくつものアクション映画の分岐点にもなっています。
悪役が「プロらしき、テロリスト集団」というのは、今となっては普通の設定として映画の
定石としてありますが、これが本当に最初のそれらしきテロリスト映画でした。
そして、これまでのアクション映画の主人公というのは、筋肉ムキムキで、まさしく「無敵」
の、ランボーやシュワルツェネッガー的なものがスタンダードでした。
それを覆したのもこの映画でした。
主人公のNYの刑事、ジョン・マクレーンは、怪我をしながら、血を流し、ドジもして
弾も当たる。
それ故、ドキドキハラハラ、というだけでもありません。
本当に脚本が素晴らしい。
台詞回しが素晴らしい。
今観ても、「こんな面白い映画、なかなか無いなあ」
と思えます。
古くない。
必見です。
シリーズ化されましたが、一作目は一番面白く、一番斬新であり、一番シンプルに楽しめます。
一作目の監督は、ジョン・マクティアナン
二作目の監督は、レニー・ハーリン
三作目の監督は、ジョン・マクティアナン
という事でお分かりの通り、一作目は三作目と繋がっています。
二作目は、一作目を上回る派手さで、驚きを満載する事に終止した別口のエンターテイメント
です。
が、しかし、この1作目。
これだけは、必見。
うるさい事を言うと
映画における「アクション」というのは、弾が当たるかどうかをハラハラするのではなく
「心の動き」によって、初めて心が動く、という典型的な良い映画です。