とりあげ婆さんとキツネ ― 葛城きつね(1) ~ 【葛城のむかしばなし】より
全国各地に狐の話が伝わっています。
だいたいが、饅頭と思ったら馬糞を食べさせられていた。
道を迷わされたと、人びとの日常の営みにあらわれては、悪さをするといった類が多いですね。
勿論、「葛城のむかしばなし」にもたくさんでてきます。
それを少し、紹介したいと思います。
まずは「とりあげ婆さんとキツネ」です。
むかし新庄の村に、お腹に赤ん坊がいる人の家をまわり、無事に育っているのをみたり、お産を手伝ったりする「とりあげ婆さん」がいました。
ある晩のことです。
お婆さんが床に就こうとした時、家の戸をドンドンと叩く者がいました。
「お婆さん、お婆さん。うちのものが赤ん坊を産むのに難儀しているので、きてもらえませんか!」
お婆さんが戸をあけると、見たことのない女が立っていました。
「あんた、どこの使いの者や?」
そう問いかけても、女は「早よう頼みます」とせかすばかりでした。
お婆さんは、お産の支度をすると、女の後についていきました。
くらい夜道をはしり、やがて竹藪の中の大きなお屋敷にたどりつきました。
休む間もなく奥へと通されると、中で苦しんでいる女がいました。
お婆さんは難儀しながらも、なんとか無事に赤ん坊をとりあげることができました。
家中のものがたいそう喜びました。
「今晩は遅いので、家でゆっくりおやすみください」
そうすすめられて、お婆さんは用意された寝床に入りました。
あくる朝、目をさますとなんということでしょう。
お婆さんは落ち葉の中にうもれていました。
りっぱなお屋敷もきえて、あたりはただの竹藪でした。
そばにはお金がおいてあり、確かめてみると、本物のお金です。
どうやらキツネのしわざだったのですね。
キツネが赤ん坊を産むのに、とりあげ婆さんの助けをかりにきたのですね。
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道を迷わされたと、人びとの日常の営みにあらわれては、悪さをするといった類が多いですね。
勿論、「葛城のむかしばなし」にもたくさんでてきます。
それを少し、紹介したいと思います。
まずは「とりあげ婆さんとキツネ」です。
むかし新庄の村に、お腹に赤ん坊がいる人の家をまわり、無事に育っているのをみたり、お産を手伝ったりする「とりあげ婆さん」がいました。
ある晩のことです。
お婆さんが床に就こうとした時、家の戸をドンドンと叩く者がいました。
「お婆さん、お婆さん。うちのものが赤ん坊を産むのに難儀しているので、きてもらえませんか!」
お婆さんが戸をあけると、見たことのない女が立っていました。
「あんた、どこの使いの者や?」
そう問いかけても、女は「早よう頼みます」とせかすばかりでした。
お婆さんは、お産の支度をすると、女の後についていきました。
くらい夜道をはしり、やがて竹藪の中の大きなお屋敷にたどりつきました。
休む間もなく奥へと通されると、中で苦しんでいる女がいました。
お婆さんは難儀しながらも、なんとか無事に赤ん坊をとりあげることができました。
家中のものがたいそう喜びました。
「今晩は遅いので、家でゆっくりおやすみください」
そうすすめられて、お婆さんは用意された寝床に入りました。
あくる朝、目をさますとなんということでしょう。
お婆さんは落ち葉の中にうもれていました。
りっぱなお屋敷もきえて、あたりはただの竹藪でした。
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