般若窟と、宝山寺の歴史 ~ 生駒山おさらい(2) | 奈良ふしぎ歴史徹底攻略! 学校・教科書では教えてくれない奈良を親子でも100倍楽しめる観光ガイドブックブログ

般若窟と、宝山寺の歴史 ~ 生駒山おさらい(2)

宝山寺(ほうざんじ)。
山号は生駒山(いこまさん)。宗派は、真言律宗。
不動明王を本尊とし、鎮守として
大聖双身歓喜天祀っています。



奈良ふしぎ歴史徹底攻略! 学校・教科書では教えてくれない奈良を親子でも100倍楽しめる観光ガイドブックブログ-宝山寺 般若窟
(宝山寺 本堂)




生駒山の山腹に露出する奇岩が般若窟といわれ、山岳宗教の対象となり、
役の行者・小角が般若経を写経して納めたという伝説や、若き空海が当地で修業をしたという説話が残されています。


奈良ふしぎ歴史徹底攻略! 学校・教科書では教えてくれない奈良を親子でも100倍楽しめる観光ガイドブックブログ-宝山寺 般若窟

(建物後背の岩礁が般若窟)


鎌倉時代までには寺院が成立していたとされていますが、

来歴が明らかにされているのは、江戸初期、延宝6年(1678)。

湛海(たんかい)律師が入山し、それ以後、不動明王大聖双身歓喜天への信仰をもとに寺院を興しました。
事実上の開山は湛海からとされています。

聖天堂に祀られた大聖双身歓喜天が、今でも「生駒の聖天さん」の愛称で親しまれています。




奈良ふしぎ歴史徹底攻略! 学校・教科書では教えてくれない奈良を親子でも100倍楽しめる観光ガイドブックブログ-生駒 生駒聖天 宝山寺





生駒山の宝山寺、いかがだったでしょうか?
↓↓↓↓↓
人気ブログランキングへ