奥まった聖地「生駒山」と宝山寺 ~ 生駒山おさらい(1) | 奈良ふしぎ歴史徹底攻略! 学校・教科書では教えてくれない奈良を親子でも100倍楽しめる観光ガイドブックブログ

奥まった聖地「生駒山」と宝山寺 ~ 生駒山おさらい(1)

先日、久々に、宝山寺に行きました。
私の友人に宝山寺のファンがいます。
彼から色々話をきいていると、私自身、興味がわいてきました。

少しずつですが生駒山、宝山寺について掘り下げていきたいと思っています。

これまでもたびたび生駒山、宝山寺についてとりあげてきました。
まずは、おさらいをしたいと思います。

さて、生駒山は、大和盆地の西北の隅に位置します。


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標高642.3メートルの生駒山が、稜線が南北に走って、大阪との境となしています。

イコマという地名は、イを接頭語に、コマは馬の駒から、胆駒、射駒、伊駒、生駒、往馬と、様々の解釈が伝えられています。


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古来より生駒山を神聖な山として信仰の対象になっていました。

イコマのイは、神聖であることを意味する「斎」。

コマは、クマ。つまり「隅、隈」の変化形としてみられています。

つまり、イコマとは、「奥まった聖地」、大和盆地の聖なる奥地をあらわしたものでした。


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生駒山には、新旧・多種多様な宗教があつまって、思い思いの活動をされています。

その中でも「聖天さん」とよばれひろく親しまれているが「宝山寺 生駒聖天」です。


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生駒山には、かつて、役行者空海が修行をしたという伝説もあり、山中にはいって修行する仏教徒の行場でもありました。

生駒山は、大和への入口であり、西方の鎮めの山、境の山として強くはげしい神がおわず山としてひろく信仰されてきましたのですね。






生駒と宝山寺のおはなし、つづきます。

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