町で親しまれた狐様「けんけんさん」 ~ 天理市石上町・平尾山稲荷神社の民話 | 奈良ふしぎ歴史徹底攻略! 学校・教科書では教えてくれない奈良を親子でも100倍楽しめる観光ガイドブックブログ

町で親しまれた狐様「けんけんさん」 ~ 天理市石上町・平尾山稲荷神社の民話

狐さまのお話でも、ついぞ近世の頃に語り継がれた変ったお話です。

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狐お面石上町の平尾山には、その昔、たくさんの狐が棲んでいたそうです。

そこには姫丸稲荷大明神が祀られています。

けんけんさんはその遣いのキツネさんです。

人里はなれたこのお稲荷さんを石上町の永江タネおばあさんが管理されていました。

夜遅く平尾山のお稲荷さんにあがるとき、けんけんさんメラメラ赤い灯をもって迎えにきたといいます。

ある正月の夜のことです。

おばあさんと家族の人たちでお稲荷さんへ初詣に行く途中、人影もないのに赤い灯がついてきます。

それはおばあさんを迎えにきたけんけんさんでした。