闇に浮かぶ鳥居...頭の神様 ― 国王神社 南帝陵 【十津川村 玉置神社ツアーより】
闇に浮かぶ鳥居。十津川村 国道168号線の怪

・・・
玉置神社ツアーには、いつも夜中に出立します。
山の中の国道168号線をひたはしります。
いつしか、あたりに民家が絶えて、
ぬりこんだような闇のなかを、いくつもののカーブをきります。
道が下りになったところで・・・
ぼぅっと鳥居がうかびあがります。
「頭の神様」
看板の文字に、ギョッとします。
背筋に冷たいものを感じつつ、走り去ります。
・・・
・・・なんつって。
m(u_u)m
十津川村のみなさん、すみません。
でも、ホント、最初は怖かったんですよ。
A=´、`=)ゞ
さて、件の鳥居をおとずれました。
(もちろん、昼間。)
鳥居をくぐると、急な斜面です。
そこを下ったところに、それは鎮座していました。
「頭の神社 国王神社(こくおうじんじゃ)」。
3棟の神殿を、大きな屋根が覆っていますね。
第98代・長慶天皇(南朝)を祀っています。

また「国王神社」の神額は、大久保利通公の揮毫によるものです。
南北朝時代、北朝勢に追われた長慶天皇は、五色谷在所で自害します。
御遺体は天ノ川に水葬に付されました。
ところが、その後、不思議なことがおこりました。
その下流にあたる上野地時字河津の渕(この近辺)で、
毎夜、川底から不思議な一条の光を発するものがありました。
なんと、その正体は長慶天皇の御首でした。
村人は、その御首を川底からさらうと、ここに丁重に葬りました。
それが、国王神社の上、斜面の中腹に南帝陵です。

国王神社では、毎年10月には古式にのっとり「大祭 武者行列」が執り行われます。
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