大神神社の夫婦岩 ~ 桜井市 三輪
大神神社の参道をあがった祓戸神社の奥に「夫婦岩」(めおといわ)があります。
恋愛成就、縁結び、夫婦円満、子授けにご利益があるということで参拝者が後をたちません。
むかし、三輪の里に仲の良い夫婦が住んでしました。
ふたりは毎朝かかさず、三輪明神へお参りに来ていました。
ある日のことです。
太陽がのぼりきらない暗いうちに、ふたりは三輪明神をおとずれました。
祓戸でお祓いをしていたときでした。
あたりがぼんやりとあかるくなってきて、ふと東の方をむいて、驚きました。
目の前に立派な男の人がすっくとたっていました。
まごうことなくその御姿は、大国主の神様でした。
夫婦が大国主に手をあわせると、朝の日差しともにその姿が消えていきました。
それからというものの、夫婦は、毎日、まいにちお参りをつづけました。
長い間にふたりに、子供や孫がたくさん生まれました。
毎日、朝詣りをつづけ、106歳まで長生きしたそうです。
この夫婦の古跡が、この夫婦岩と伝えられています。
敬虔な夫婦の姿を、いまも伝えているのでしょうね。
三輪山と大神神社の目次はこちら「大神神社 古事記の山「 三輪山 」【総集編】 」

