「知ってるつもり?大仏、鹿だけが教えてくれる奈良公園のヒミツ」 その1 ~ 興福寺 五重塔
闇の中。
お・お・お・ぉぉぉぉぉぉぉおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・・
暗い、くらい森のむこうから、重々しい太鼓の音が、
どーん・・・
どーん・・・
と、ひびきます。
ふぅわぁ・・・・・・・と荘厳な笛の音がつづきます。
やがて、
まっ暗闇のむこう、木々の間が、ぼぅっと明かるくなります。
・・・
こんにちは。奈良歴史ミステリーハンター☆鈴木です。
もう12月。
今年もあとわずかになりましたね。
あなたの一年はいかがでしたか。
奈良では、秋の行楽シーズンを終え、少しずつ訪れる人々の足が遠のいていきます。
社寺仏閣で有名な奈良では、新年を迎えるため、お身拭いや大掃除の行事が盛んになりますね。
一人旅には、ぴったりのシーズンですよ。
カサカサと風にふかれ転がる枯れ葉をふみしめて、静まり返った参道を、物思いにふける。
ふと顧みると、鹿たちが、思案気なあなたを見つめていることでしょう。
今回は、観光地で有名な大仏、鹿で有名な奈良公園のお話です。
あなたの旅は、奈良公園で鹿にたわむれ、大仏がある東大寺を訪れるだけで終わっていませんか?
奈良公園といえば、興福寺。
近鉄奈良駅から山側へと歩いていると、ドーンと五重塔が見えます。
和銅3年(710)興福寺は、平城遷都にあわせて藤原不比等が創建しました。
平城遷都後も、天皇、皇后、藤原家によって、造営がすすめられました。
平安時代には七大寺の一つに数えられ、更には、春日社をとりこみます。
これにより興福寺は、大和国一国の荘園の大半を領したことになります。
その強大さは、比叡山延暦寺と並ぶといわれました。

その2「繁栄と衰退 戦乱の興福寺」へつづきます。
この記事は、
幸せな資産ケア外来
会報誌「マナ(金)便り」に掲載した記事の拡大版です。
http://ameblo.jp/okanenosensei/
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