薔薇と白鳥、THE LAST PARTY、モーツァルト(そして魔女宅とCIRCUS!とゼロトピア)と立て続けに舞台を観て。

この3作品は天才の物語だったと思う。

マーロウとシェイクスピア、スコット・フェッツジェラルド、そしてウォルフガング・モーツァルト。

ありすぎる才能は制御が難しくて、人並みの幸せを得ることは難しくて、でもそれがゆえに眩しい。

 

 

薔薇と白鳥、光くんと雄也くん、良かった。ところどころ聞き取りにくい台詞はあったんだけど。

歴史の隙間から脚本を創るG2さん、凄いな。

カトリックとプロテスタントの対立を背景にマーロウとシェイクスピアの物語。

最後の二人のやりとりでマーロウのシェイクスピアに対する想いが伝わってきて、逆にここを魅せれないとこの舞台は成り立たないのかな、と思った。

雄也くん、スタイルいいからとても舞台映えして(今回のキャラクター的にも)また舞台を演って欲しいな、と思った。

光くんは殺風景以来に舞台見たかなぁ。難しい役だったと思うけどうまく表現していたと思う。

観ながら丈くんと大橋くんみたいだな、とちらっと思ってしまった。

和田さんの音楽は素敵で、特に一幕ラストの音楽が印象に残った。

 

 

グレート・ギャッツビーの作者の物語。去年、グレート・ギャッツビーも観て想像と違って哀しい物語と思った(はず。。)

その作者の物語も切なかった。。執筆に夢中になるあまり夫婦仲が上手くいかなくなるのはモーツァルトと一緒だな。

宝塚の舞台はいつも華やか。

 

 

モーツァルト。とても良かった!!多分2回目か3回目なんだけど今回のが一番良かったと思う。

大きく演出が変わったと思うんだけど、、自信がない。

舞台上に大きなグランドピアノがあって、二幕はその鍵盤の部分がモーツァルトの部屋で、今までこんなのはなかったはず。

鍵盤が光る場面が一回あって、効果的だった。大屋根も動いて凄い。

そして、最近はやりの映像技術が駆使されていた。

宝塚やデス・ノートみたいにオケピの前の部分に円形の花道?があって結構そこで歌ってくれるから今回の席からは近くて見やすくれ嬉しかった!これも前あったかな。。

古川くん、前からうまかったけどなんかさらに上手くなった気がした。声量が増えてその分、歌声の表現力が増したような。

コロラド大司教は相変わらずの存在感と歌のうまさだったし。

今回、男爵夫人の曲に改めて感動した。特に一幕の。二幕でももう一度少し歌うけどこの曲のサビの伸びやかさがとても素敵だった。

アマデが加藤憲史郎くんに当たったのも嬉しかったな。

そしてラストシーンの後の影から逃れて、がとても効果的だった。今までのラストもこれだったかな、、なんか今回すごくあぁ、そうか、て思ったんだけど。

 

 

魔女宅はみんな歌うまくて曲もよくてほっこりできて肩の力と抜いて観れる。

CIRCUSは行く前から思っていたけど席が悪くて、、不完全燃焼。

ゼロトピアは逆にいいお席で観やすかった。みなさん、うまい。SWANがこっちにいてた。藤林さんも原田さんもいてるし。ダンスシーンも見応えが。一番好きなお話は風間くんが出てた時のかな。

 

 

いろいろやっているうちに、タイヨウのうたに丈くんが出ることが決まってびっくり。。えっ、、凄い。。

しかしタイトスケジュール。。少年たち、中途半端な出番になるとかは嫌だな。。

でもとにかく嬉しい!