顧客は何処に居るのか?何を買うのか? | 世界トップクラスを目指す マーケティング戦略

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「顧客は何処に居るのか?」を問うことも重要である。
1920年代にシアーズ社が成功した秘密の一つは、顧客がそれまでとは違う場所に居る事を発見した事だった。
農民は自動車を持ち、町で買い物をするようになっていた。

次の問いは「顧客は何を買うか?」である。

キャデラックを作っている人達は、自分達は自動車を作っており、事業の名前はGMのキャデラック事業部であると答える。
だがはたして、キャデラックの新車に大枚の金額を支払う者は、輸送手段としての車を買っているのか?それともステータスシンボルを買っているのか?
1930年代の大恐慌の頃、修理工からスタートしてキャデラック事業部の経営を任されていたドイツ生まれのニコラス・ドレイシュタットは「我々の競争相手はダイヤモンドやミンク・コートだ。顧客が購入するのは、輸送手段ではなくステータスだ」と言った。
この答えが破産寸前のキャデラックを救った。
わずか2~3年のうちに、あの大恐慌時にもかかわらず、キャデラックは成長事業へと変身した。