デール・カーネギーという男が、
「ハウ・ツー・ウィン・フレンズ・アンド・インフルエンス・ピープル
(直訳すると「友人を勝ち取り、人に影響を与える方法」、
邦題は「人を動かす」)」という本を書いて、
その本に基づく講演会を無料で行なうと宣伝していました。
レクチャーはいつも満員で、
その本は、世界的なベストセラーになったのです。
そこから、デール・カーネギー・コースが誕生し、
全米各地、さらには、その他多くの国々で展開されているのです。
なぜ、この本は、このような驚異的な成功を収めたのでしょうか?
それは、この本が、
あらゆる人々の仕事や私生活における成功と失敗、
幸福と不幸について、核心を突くものだったからだと思います。
その核心とは、他の人たちと上手くやる能力です。
それは、貴重な能力なのです。
億万長者の実業家、アンドリュー・カーネギーが、
ある年、彼の右腕だったチャールズ・シュワブに、
一千万円の給料と、一億円のクリスマス・ボーナスを
与えたことがありました。
カーネギーはこう言いました。
「私が払った給料は、彼がしたことに対する報酬で、
ボーナスは、彼が他の人にさせたことに対する報酬だ。」
レーガン元大統領は、その2期の任期を通じて、
莫大な人気を誇っていました。近年の大統領の中では、
最も人気の高い大統領と言えるでしょう。
その人気の元となっているのは、
コミュニケーション能力に優れた彼の個性です。
どこを探しても、ほぼ誰とでも上手くやっていくことのできる人が、
最も成功し、最も幸福である例を見つけることができるでしょう。
そのような人たちを、
「ピープル・ピープル(人付き合いに秀でた人)」
と呼んでも良いかもしれません。