もう戻らないとわかっていて


送り出すのはどれだけつらいだろう






いまのいままで気付かなかった



考えたこともなかった







だってそんな経験したことないから













当たり前にそばにいて



当たり前に一緒だったはずなのに










そんな想いするくらいならいらない












これは束縛というものなのだろうか











結局強さに違いはあっても





誰にでも束縛ってあるものなのかな










今日が最後だとしっていたら







いまが最後だとしっていたら






なにをするだろう




なにができただろう









おもいきり抱きしめたかもしれない






あるいはそっとキスをしたかもしれない





少しでも証として残すために







そして記憶から消える










存在すらなかったことになる














世の中そんなもんだ






人間はあまくって冷たい










そのあまさに浸かってるあいだは






笑顔でいられるだろう














それが冷たさに変わったとき





どうしていいかわからずに








そこで立ち止まる








たぶん立ち止まったままだ










そしてあまさに気付いたとき










つめたくなった










じぶんに

まわりに

すべてに






傷つけた





壊したのは紛れもなく人間
















でも傷を癒したのも人間だった














早く気付けるかそうでないかで





大きな違いが出るだろう






それも気付いたときには遅い













花だったとき









根っこはしらなかった







花からしたらみえないんだろう










もしかしたら



そういうつくりなのかもしれない







枯れる前につかまえて















それを言えるか言えないかのちがい

























そこに立つひと



にしかわからない景色がある








立てるひと










中毒性があって









脳裏に深く濃く焼きついている







それをまた求めるのだろう




無意識と意識的に













もう戻れないという恐怖心とともに









そこに好奇心もつけて