長女がダンススクールに通い始めて、早1カ月。
いわゆる途中からの参加のため、すでにフォーメーションや振り付けなどが出来ている中、見るからに苦労していました。ここのダンススクールだけかもしれませんが、先生が全くと言って良いほど教えてくれないんです。レッスンは1時間、その後自主練習が30分くらいでしょうか。曲を流し、それに合わせて踊り、違った所は自分で何度も修正するスタイルです。当然、トップ牽引式で上手い子供を更に上達させ、周りに危機感をもたせるコーチングなのかもしれませんが、親たちがレッスン風景をビデオ撮影し、それを自宅に帰ったり、自主的に練習する場所で延々と見せて覚えさせる形式です。
郷に入っては郷に従え。と言いますので、ダンスの常識なのか風習なのかもしれません。子供達は自主練習を繰り返すごとに、一緒に習う子供達の絆や友情が一層深まるのも事実です。集団競技だからでしょうか、とても勉強になります。
そんな中、6月末にダンスイベントにスクールで参加することになり、振付を一生懸命覚えておりました。しかしながら、先日、先生から2曲あるうちの1曲を外されることになってしまいました。娘は悔しさのあまり、涙しておりましたし、私も非常に落胆しました。
しかし、ちょっとそこらで完成するものでもないし、確実に周りに劣っているのも事実です。先生がレッスン中に良く話される「お客様に魅せる」という客観的評価軸を考えると、これではお客様に見せられないのも現実です。
キッズレスリングでは、自分の弱さや怠慢は人にはあまりチーム全体に迷惑をかけません。試合に出場すると希望すれば、全国大会だって誰でも出場することが出来ます(※注)。それに加えて、ダンスの場合は「外される」ということは、練習でも「外れなければならない」ことになります。こういった悔しさは後に分かってもらえるでしょう。また、メンバーに選ばれた子供は、自分の怠慢や弱さをチーム全体に直接的な迷惑をかけてしまうため、必死に練習しています。
どの競技も、その競技が存在している以上、魅力もあり、それぞれの特性があるに違いありません。今回、長女にはレスリングや格闘技と全く違った習い事をさせることにしました。これは良いか悪いかは分かりませんが、様々な社会を経験出来ることから、私は良かったと思います。
ちょっと冷静になって考えてみましょう。
お子様の1週間を、親である自分がこなせるでしょうか。
または、自分が子供の頃、こなせたでしょうか。
私自身、回顧しても恐らくギリギリかもしれません。
それだけ我が子に負担をかけているのですね。
色んな競技を取り組む中で、最後はレスリングを選択肢に入れて頂くよう、人間性を育んでもらいたいですね。また、競技だけではなく、それ以上に絶対的に学校や地域の友達との「遊び」は必要不可欠です。自分の有意で得意な人間関係でしかコミュニケーションを発揮できない子供にはなってほしくありません。自分が苦手なところでも、自分の持ち味を最大限発揮できるような人間性をもってほしいと思います。
やはり一指導者である私も、一父母の立場になると色々と考えますし、勉強になりますね。子供にとってベストなアドバイス、選択、言葉掛け、それは結果論になってしまう部分が多いかもしれませんが、親である私たちが認識しなければならない事もまだまだあるのだと思いました。
1つ、心配の要らないことは、長女は練習のある日でも、学校から帰ると、ランドセルを家に置いて、1分もたたずに遊びにいっています。毎日違う友達とのようで、良くシフトを組めるなと感心してしまいます。遊びもアクティブなものばかりでして、外遊びが主流のようです。
ちなみに長女は、前回外された宣告を受けたにも関わらず、必死に練習して、もう一回アタックしようとしています。こういった野心はとても良いなと思います。
(※注)キッズレスリングの全国大会は前年度3月末までに全国少年少女レスリング連盟に選手登録を完了していなければ出場できません。