阿部寛さん主演の映画「麒麟の翼」。
サスペンスではありますが、謎や犯人を推測するのではなく、
着眼したのは疎遠な人間関係に感じました。
その中で印象的な場面を。
劇団ひとりさんが演じた水泳部顧問の先生が、
水泳部内で生徒同士が起こした事故を生徒に過失があったのに、
生徒を守ろうと隠してかばいました。
しかし時間を経て、次々に大きな問題に発展。
結果的に大参事になってしまいます。
とても記憶に残る言葉がありました。
「公式を間違って覚えてしまうと、同じ誤りを繰り返してしまう。
子供達が正しい公式を学べるよう指導してあげてください。」
刑事が数学の先生にあてた言葉ですが、
とても印象的でした。
正しく生きるために必要な公式、
わたしたちは子供達に正しく教える責任があります。
時には代償もある、時には後悔もある、
けど正義感には変えられないものがあるのではないでしょうか。
自分に不利になること、嫌なものから、
逃げる、隠す、否定する、人のせいにする・・・
それは結果的に子供達に誤った公式を教えているんですね。
誤ったことを気付かないと同じ過ちを繰り返す。
誤ったことに気付いて正すには勇気がいる。
とても勉強になった映画でした。
さすが東野圭吾さん。
