今一度、考えを整理したい。
FFCとしてお互い一生懸命取り組みたいことは、
選手に対しては「レスリングを楽しむこと」
指導者と父母には「子どもの成長を待つこと」です。
子供は成長や体格差、練習量の差で勝敗が決まってしまう事が大きい。勝負事なので勝ち負けが決まり、当前負けばかり続いては楽しくない。しかし、我々指導者や父母は、選手の何が出来て、何が出来ないのか、何が得意で苦手なのかをしっかり見極めるべきである。そして、選手が自信を失うことなく、取り組んできたことに対する正しい評価とこれからの展開について、しっかり説明していくことが大切である。
しかし、子供の身体の成長を待ち、中高生や大学生になると、今では出来ないレスリングが出来るようになります。筋力や神経系が発達すれば、これまでのレスリングと大きく変わり、自分が練習すれば、した分だけ強くなります。この時に本気で勝負できる選手を育てたい。
選手達1人1人を見ていて思うことは、レスリングを楽しんでいるか、そして、自分の考えを持って取り組んでいるのかが大事だと思います。指導者や父母の言いなりになって動くような選手は育てなくない。自分が本気で強くなりたい、本気で楽しみたいと思えるよう、しっかりと自覚をもたせ自立できるよう、指導者や父母が温かくサポートしていきましょう。
個性あるレスラー、自分の理念や決断をしっかり持ったレスラーを育てたい。自分がどうなりたいのか、どう工夫するべきか、何が良く何が悪いのか、我々が近道を指導するのではなく、選手が自分で気が付き修正して、指導を仰げるようになってほしい。自分の責任で行動を起こせ、挑戦し、失敗を重ねて、成功した時の喜びや感動を経験させたい。
私達大人は「待つ」ことを頑張りましょう。もちろん個性に子どもが気づかなければなりません。自分の個性を受け入れ、それをしっかり伸ばすよう、指導者としてサポートしていきたい。もちろん風紀的に悪いことであれば叱りますが、細かい目先のことで子どもを否定すれば、子どもの個性がどんどん閉ざされてしまいます。愛情もって、子どもの取り組みを温かく笑顔で見守り、子どもが成長するのを待ちましょう。そして、中学生や高校生になったら、思う存分レスリングできるよう、取り組んでもらいましょう。
FFCは幼児から大人までが一同にレスリングを取り組むクラブです。いわば社会、コミュニティです。成長過程でたくさん学んで失敗して、泣いて、笑って、大人になる頃には、しっかりと自分の考えを持った選手になってほしい。強くなるのは自分次第です。三位一体になって頑張りましょう。