今日はセコンドに入りながら、選手それぞれの競技(試合)への参加姿勢を客観的に観察していました。試合とは日々の集大成、そして選手自身の競技への価値観が発揮される場面です。

子どもながらも自分の価値観を持ち、プライドを持ち、自分の戦術をもち、必死で闘っています。勝負場面で何をするのか、どの場面で強く、どの場面で弱いのか。試合展開、攻撃展開、防御技術、アップの仕方、試合前後の様子など1つ1つを分析していた。

選手それぞれの競技への理解度と競技力を考察し、そこに選手の性格、個性、練習参加頻度、体格、これまで教えた技術などを照合させていきます。なんだかプロファイルみたいですね。


選手が勝負所でかける技は、結果的に失敗したとしても、自分の持っている技を自信持って選択したことに評価したい。それが選手の競技への価値観だからです。


だから、決勝戦での拳進も涼馬も文哉も、結果は残念でしたが、選手自身にとって最善の決断をしたのだと思いました。勝ちたい気持ちが凄く伝わってきたし、生き生きと闘っていました。結果は残念でしたが、彼らの価値観が非常に伝わってきました。


だから試合後に選手の技術について、指摘するのは選手の価値観を否定することになると思います。子どもだから、人間だから失敗は必ずあります。失敗してはいけない状況を作るのではなく、失敗から学べることがたくさんあることを理解してもらいたいと思います。


スポーツは自己表現です。子どもの価値観や発想に私たち大人が目線を合わせることも大切だと感じました。諦めずに努力すれば、必ずチャンスがきます。指導者としても、また1つ、素晴らしいことを選手達から考えさせられ、学ばされました。