FFCレスリング かんとく の ブログ

創部70年の歴史と伝統、また全日本選手権優勝60名超、世界選手権優勝4名、五輪金メダリスト3名の実績を誇る、我が日本大学レスリング部の合同練習会を主催いたしました。

現役大学生はもちろん、同大学OBが指導する高校、キッズクラブなど総勢250名ほどが集まり、味の素ナショナルトレーニングセンターにて盛大に練習させていただきました。約1年をかけて、時には熟成し、時には加熱して計画してきた企画、いずれはもっと大きな組織になると確信できました。

参加クラブは、日本大学レスリング部、安部学院、花咲徳栄高校、JOCアカデミー、谷原クラブ、小玉ジュニア、柏レスリングクラブ、六機キッズ、高岡ジュニア、王子ジュニア、HTW道場、フィギュアフォークラブです。


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昨今のレスリング界では、キッズレスリングの競技人口が一番多い。しかし、中学の受け皿があまりないと言われ(他説も有り)、競技を断念してしまう有望選手も少なくないと言われております。メジャー競技に比べて、学校での部活動もあまりなく、打ち込める環境がなかなか乏しい現状であることや、将来のビジョンもなかなか見えづらいという意見も出ております。

この現状を急激に変えることは非常に難しいと思います。しかし、競技者、指導者、保護者の1人1人の意識を変えることは、決して難しいことではないと思います。それは将来のビジョンを若いうちに鮮明に植え付けることであると思います。


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今回、大学生の激しい練習を食い入るように見学した子供達。「すげー!」「格好いい!」といった歓声と、真剣な眼差しはとても印象的でした。更に、その後の自身の練習へのモチベーションは非常に高くなっていました。

そもそも、なぜ、大学合同練習を企画したのか。
ホームページにも掲載しましたが、これには即答出来ます。


純粋に、大学時代のレスリングが一番楽しかったからです。

選手には是非とも大学まで続けてほしい。父母の皆様にも是非とも大学までサポートしていただきたい。


高校時代、苦労して勝ち得た優秀な成績、言わばエリート選手が各大学に入学します。大学では寮生活、そしてエリートの集団です。全国チャンピオンクラスは"ざら"にいます。そして様々な雑用や上下関係なども当然あり、エリート新入生達は一気に天から地に蹴り落とされます。


そしてまた、1から這い上がります。必死に努力して、必死に同期同士で励まし合い、必死に先輩後輩の上下関係を生きていきます。公私ともに必死で過ごした4年間には、20歳という成人を迎えます。ココロもカラダも大人の仲間入り、社会的にも色々な責任が一気に重くのしかかります。


このような背景で、共にレスリングに励んだ仲間同士や経験は一生の宝物です。こんな素晴らしい思いは、私にとって大学でしか成し得ませんでした。


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いまは分からずとも、必ず今日の記憶や感動が鮮明によみがえる時が来るでしょう。いまは「すげーな、大学生!」で良いと思います。大切なことは子供達に将来のビジョンを描くことですから。

大人になるに連れて、色々な成長があります。昨今、過熱するキッズレスリング、どうしても短期的な目標を目指してしまい、基礎よりも応用、年齢や成長発達を軽視したものに変貌してしまったとの声を多々聞かれます。


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どのクラブも、選手を愛し、「オリンピックに出場してほしい!」「大学でも日本一を目指してほしい」と言った、長期的な指導理念をもっていると思います。また、選手の競技継続へのモチベーションは簡単なものではありません。勝てなかったら悔しい、負けたら嫌になり、競技をリタイアしてしまいます。そのさじ加減はどのクラブも苦労されていると思います。


今回のイベントにより、非常に大きな組織が出来ました。若手の私に沢山の賛同していただく諸先輩方の期待に応えられるよう、全力で頑張ります。レスリング界を更に良くしていきたい、そんな一心で活動していきたいと思います。


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末筆ながら、今回のイベント主催にご賛同ご協力いただきました、池田OB会長、鈴木幹事長をはじめ、富山監督、菅理事長、JOC江藤先生、先輩方、同期、後輩、選手、父母、関係者の皆様、本当に有難う御座いました。今後ともよろしくお願い申し上げます。