精神病院の入院生活(2) | うつ病の中で検証した「はらみ足投資法」

精神病院の入院生活(2)

精神科へ最初に入院するところ、急性期病棟
ここは閉鎖病棟で、症状が重い人が多いけれど、この病棟で退院する割合も多い

そして
鉄板の部屋・・・
隔離室

これはどこの精神病院にもあると思います
和やかに仲良くなった入院友達や看護師を交えて話をしていると
看護師が、暴れたくなったらいつでも言ってこいよ、向こうにいれてやるからって(笑)

向こうって、そう、鉄板
部屋の中は24時間監視カメラ、そしてトイレがあるだけで、ベッドすらないので、首を吊ることも出来なければ、鉄板を殴ったり蹴ったりし放題の部屋なんです。

もちろん施錠なんですが、病状に応じて限られた時間だけ看護師監視の元、部屋からだしてもらえる
タバコを吸いたいと言えば、、喫煙ルームなり、何かしたいことがあれば、例えば新聞を読むなり、テレビを見るなり、ジュースを飲むなり看護師に監視されながら、症状が落ち着くまでは一定期間入れられます

一番きつい(厳しい)って入った人は言ってました(わたしは入ったことがないんで・・・)
性根(しょうね)が入ったとかいろいろ言いながら出てきます
激しい症状の人は落ち着くまでは、どうしても入らざるを得ません
すでに分別がつくつかないのレベルではないし、自分で行動をコントロールできないわけですから

一般病棟の個室は、ほとんど症状の重い人が使っています
自分が何をしているのかわからない錯乱状態、私が大量服薬した時も、もう、やけになったとか、死ぬかも知れないとか、そんなものは通り越してしまった状態に近いのだと思います。

鉄板(隔離部屋)から出たら、個室におまけがつきます
施錠24時間とか、1時間開放、3時間開放、6時間開放などなど

4時間になったよ~なんて言ってた入院友達は、10時~12時・15時~17時とか、そんな使い方してて、時どき看護師や、補助看護師がばたばたしてたり、いちいち覚えてない看護師さんだったら、17時過ぎても、みんなとわいわい言ってたりしました(笑)
自分から、時間だからって申告する方が、いいでしょうけど

個室でいて、症状がかなり落ち着いてきて、他の人に迷惑かけない、まあ常識レベルくらいまでに回復すると大部屋へ回されます

でも、個室で施錠の場合も、やはり想像に難くないと思いますが、中からとてつもない力でドアを蹴ったり殴ったり
それはもう、女性とは思えないくらいの力で病棟に響き渡るほどの音がすることが毎日のようにあります
ナースコールはしてるわ、部屋の壁は殴ってるは

二度三度、その人の部屋の前を通りかかると、看護師が部屋を開けた瞬間に着るものも着ずに、部屋から飛び出して、看護師3人かかりがなだめて部屋に連れ戻してました(というより力ずくです)

部屋の中の様子は、ドアに覗き窓があって、看護師しかみれませんが、私が見ようと思えば見れます
でも館内は廊下も監視カメラが動いているので、他人の部屋を覗いていると怒られます

そんな暴力的な人がいると思えば、これも女性だったんですが、素っ裸でお経を唱えるのです
これも始まると凄まじく、館内に響き渡るほどの大声で始まるのです
もちろん部屋の中で

すべて症状だから仕方ありません
先ほどの、錯乱状態だと思います

なので、突然、絶叫の断末魔の叫び声が聞こえたり
物を叩いたり蹴ったりする音
お経を唱える声

そんなことが起こるのは日常茶飯事で、気になる人は多分影響されると思いますが
私は、また始まったな、くらいで、今日はやけに派手にやってるなあとか、そんな具合に見ていました
他の人はどうだったか判りませんが・・

入院前、僕に、一晩で家に帰ったとか、入院はできるならやめといたらって言った友達は、多分これに耐えられなかったのだろうと思います

まあ、よほどのことが無い限り精神病院に入院するものではないと思います
私は、命に関わるようないろんな行動を取って来たので、障害者となり入院加療の必要ありということでした
発病してから6年目になりますが、2回入院しています
この先、また入院を繰り返すかも知れません
先のことはわかりませんから

今日は、私の入院中に入院していた、症状の重い方の例を取り上げました
でも、私は思いますが、本当に本人は辛いと思います
本人が一番辛いのです

症状が落ち着いている時と、抑えられなくなったとき
その度合いが大きいか小さいかだけで、基本的には私も同ですから

今だから、こうして言えるようになりましたが、これも小さな前進なのです
社会的には精神障害者ですが・・・

クリニックへ通院した後、病院を変わり入院治療しても、自分の病気を自分が理解できてなかったのだから

ということで、規則正しい日常の病棟生活の中には、こんなこともあるのです

で、鉄板部屋から出てきて、個室施錠と開放時間という、症状の安定度から決められる拘束があるということでしたが、今度は、もうひとつ拘束されるものがあります
それは、責任レベルというものです

そのへんはまた次回にします
大部屋で実際あったことなんですが、コソ泥癖ってある人がいて、その方の処遇がどうなったかもお話します