大幅反落で年初来安値更新
米上院での法案可決は好感されず、換金売りに崩される
日経平均は213円安の11,154円で引けました。
今朝のCME、ADRが高く終わったことや、米上院での金融危機対策法案成立への期待から、朝方は全般に高く始まりました。
ただ、前日と同様11,400円半ばで早くも失速し、これを見た短期筋の手仕舞いも出て、前場中頃一旦下げに転じました。
その後も上値は重く、10時半頃、米上院での法案可決が伝わっても市場は反応せず、前引けにかけて逆に下げ幅を広げました。
昼間のバスケット取引は約430億円成立し買い決めがやや優勢だったものの、アジア市場がさえなかったことや地合いの悪さから、後場に入ると下値を切り下げる展開になりました。
世界的な景気減速懸念から市況関連(鉱業・鉄鋼・非鉄・商社)や輸出関連が軒並み売られ、相次ぐ主力株の新安値更新も市場心理を冷やし、値下がり銘柄数は1368に達しました。
一方、ディフェンシブ銘柄(通信、電力ガス、薬品)に行き場を失った資金が流れ、値上がり数は283でした。
引けにかけては、ヘッジ売りや見切売りが嵩んで一段安となり、年初来安値を更新して終わりました。
出来高は21億3000万株、売買代金は2兆2000億円と昨日から増えています。