●雑談「はらみ足投資法」について~個人投資家・デイトレーダーの皆様へ~
「はらみ足投資法」というのは、私が勝手に付けた名前です。
実は、酒田罫線法の言う「はらみ足」とは、大きく違うと思ってるのです。
酒田罫線法では、「陰の陽はらみ」「陽の陰はらみ」「陰の陰はらみ」「陽の陽はらみ」の4種類あるのはご存知だと思います。
どれも、4本足で前日の「母体」に今日の「母体」がはらんだ場合を言っています。ヒゲを考えないのが特長ですよね。
はらみ足が出現した時は、相場の転換点となることが多く、「相場の優柔不断」を意味していると多くの本に紹介されています。
翌日の寄り付きの方向によって、相場は動くと見ていることからも、注目している投資家の皆さんも多いのではないでしょうか。
このブログで紹介している「はらみ足」、そもそもは、一冊の書籍「バーンスタインのデイトレード実践」(ジェイク・バーンスタイン著/長尾慎太郎監修/岡村桂訳)パンローリング株式会社から出版された本からヒントを得た物なのです。
この本にたくさん紹介されている投資手法のひとつに、「インサイドデイ(はらみ足)のパワー」が紹介されています。
この手法でいう「はらみ足」は「母体」は関係なく、単純に「前日の高値より今日の高値が安く、かつ、前日の安値より今日の安値が高い日」のことを言っています。
この手法は、「利が乗った翌日の寄り付きで手仕舞いする」として紹介されていますが、このブログではその日のうちに手仕舞いする「デイトレード」で検証しています。
2007年7月からデータを公表していますが、ブログでは、それより以前から銘柄の抽出を行って検証してきました。
ただ単に「はらみ足銘柄」だけをトレードしても勝率は5分5分程度になるのでは、と考えます。
ブログでは勝率よりも、「利益(キャピタルゲイン)」が重要だと考えて、「はらみ足」を機械的にフィルターをかけ、そして厳選銘柄を抽出し検証しています。
勝率6割台でも月間5%~8%程度プラスになれば、年利60%~100%の結果が出ることを重視しています。
そしてこの投資法は、現実的で、※再現性があり、「負けにくい」投資手法だということが分かってきました。
それは、この投資法がギャップ手法の一つであり、株価が方向性を持つと短期的にトレンドを継続していくことから、その日に結果がでる確立が高いということです。
実はトレードのスパンをデイトレードから2~3日のスイングトレードにする方が、もっと利益が高くなるのも実は知っています。
あえてデイトレードにしているのは、個別銘柄のファンダメンタルもテクニカルも全く必要としないので、初心者でも容易にトレードできるという点です。
ただ単純に機械的に何も考えずトレードすることが出来るので、日中の時間を有効に利用できるともいえます。
少なくとも持ち越してポジションを持つ場合、上記の知識は最低限持ち合わせていないと、不測の事態に対応できなくなります。
そして「買建」「売建」両面からポジションがとれることも利点のひとつです。
その結果が、ご紹介している数字となって現れているのだと思っています。
現在、FXや日経225先物、外国株投資が人気のようですので、株式投資はとても地味な存在に感じていますが、手間はかかっても、手数料の安いネット証券会社であれば、堅実に利益を積み重ねる手法だということがご理解できると思います。
1年12ヶ月「勝つ」という結果を求めて、次回は、トレードの3つの問題と※再現性についてお話します。