3.最後の添乗の裏話 | うつ病の中で検証した「はらみ足投資法」

3.最後の添乗の裏話

3.最後の添乗の裏話・最初の転機


6年弱勤めたこの会社、バス会社の子会社の旅行会社でしした
ある年の3月、春闘の労使交渉の結起集会を「仕事」理由にすっぽかすことに


これが社会人になり最初の挫折にとなります


結果的に大問題に発展し、大好きな仕事でしたが辞めることに


すっぽかした理由は・・・

わたしと組合と会社と親会社の、奇妙な行き違いが発端でした




お得意様の団体旅行の日程がすでに決定していて、お得意様からは、私がその旅行の添乗で同行するよう依頼をうけていました
その数ヶ月後、集会の日が決まり、団体旅行と集会がバッティング!



こういう場合、団体旅行の貸切バス担当になった乗務員さんは、その日乗務することになると集会の人数から除外されるという特例があります



春闘に向けての決起集会なので、人数に入ると人数に入った組合員の出席率100%で団結力を会社に示すんです
「人数に入ると」です・・・そう、除外される人はカウントされないのです



しかし
添乗員さんは事務職とみなされ、特例はなく除外対象にならないのです
旅行会社の社員は事務職と規定されていました


でも
添乗の場合は職性が貸切乗務員さんと近い状況になるのです



なので
「事務職でも添乗の場合は、貸切乗務員のように、特例を適用してほしい」と組合に早くから要求していたのです




ストライキじゃないんだから、仕事してもいいじゃん!

お客様は神様です!




そして
管理職も組合の担当執行委員さんからも除外対象として認められるという報告を受けていたので安心していたんです(^_^)



、出発4日前に大どんでん返し!!


認められない、と組合執行部が言い出したのです(なにっ!?)


添乗は別の者(組合員ではない、契約添乗員など)に行かせろ!と

「お客様第一」一直線の若かった私

お客様との約束を組合の都合で、それも直前にどう断れというのだ!

(激怒)


それに話しが違うじゃないか!!!


なんせ、出発直前にそんなこと言われても・・・ホント困る


これには管理職も組合に対し、話が違うともめてしまった


執行委員さんは執行部の中で、きちんと対応してくれていなかったのでは?
組合員の為の組合、その支部の代表の執行委員、信じていたのに・・・


そして
そのときの親会社の対応もまずかった
組合の行事に参加しなさいという業務命令までだしてきた


これには子会社(私たちの管理職である上司・そして社長)えっ!!


意味不明、この会社は何? 組合は何? お客様無視?? 会社より組合の権限のほうが強いわけ??


わかりました!(なにが?)


私は腹を決めた

会社は、首になってもいい(おいおい(^^ゞ


どう考えても組合が、親会社に対し出させたとしか思えない業務命令は無視!
組合には、以前からの約束をなぜ覆したのか!
納得できないことはきちんと説明してもらおうじゃないか!


結果的にお客様を優先にするという信念を貫き、
組合行事も、理解できない業務命令もすっぽかした私でありました


旅行は、この日を楽しみにしていたお客様から喜ばれ、安全無事終わりました。「来年も一緒にいこうね!」とお客様に声をかけられ、これが私の最後の添乗となったのでした


そして後日・・・
親会社からは業務命令違反で相当な処分をされました
組合からは、さんざん絞られ、発言した内容が組合員としての自覚に欠けているとなじられ、そこまでは覚悟できていたのですが、その他思いもよらぬ事まで言われたことに、私はぼろぼろになりました


異動命令が出て職場を追われ、子会社(勤めている旅行会社)の社長も直属の管理職も先輩も、力不足で悪いことをしてしまったと言ってはくれたんだけど、親会社は許してはくれなかった


組合は会社の人事権までもっているのか??

こんな会社にいる意味はない・・・
大好きな仕事を奪った組合が憎い・・・


飲んで先輩に当り散らし、辞めた


労働協約が改正された事実確認をせず、口約束の状態になっていて、みんなを信じた私の若気の至りか・・・


何年かあと、たまたまその時のことを知る、良くしてくれていた乗務員さんが「俺が悪かったんだ」と言った


けれど僕はその人が原因ではなく、組織に問題があったのだとつくづく思った

私一人のことで特例を認めたり、秩序を変えるわけにはいかないだろうし
しかしこの件の要請は先輩の方々も何年も要請しているが蹴られてたそうだ


いま思えば、わたしは団体行動や組織行動に馴染めない性格で、かなり無理というか、無茶していたそんな気がしてなりません


続く