朝陽の陰
疎らな公園を歩く
白菊と薔薇たちは揺れて
吹き抜ける風は
枯葉を隅に追いやり
進む針 足もまた
否応もなく
知らず
愛を探して立ち止まった時
倖せだった道をはずした
あの日 君に出逢わなかったなら
今の僕じゃないとわかるから
ひとりでに また君が憎らしい
眩しくて腕 翳す 太陽
追いかけて昇る月 白く
迷い込んだ道 樹海のような眩暈から
抜け出せず 今もなお 取り残されて
胸に
他のことなど入らないほど
ただひたむきに君を愛した
今 流してる涙の訳は
形を無くす記憶の端に
残らない危うさが切なくて
朝の街中 見上げたビル群
飛び立つ鳥に 君を探した
朝の光は 人を増やしてく
また何処かへと消えゆく音は
ひとりでに流れ込む 心に
Another Orion アレンジ